Travel Diary

京都 京都最強の縁結び神社・野宮神社へお参り

ほんの数十秒の差でバスが行ってしまった。
朝も地下鉄がタッチの差で行ってしまったし、今日はあまりついていない日かも。

しょうがないから歩いて次の目的地、竹林の小径まで行こう。

バスのあとを追うようにして、京福本線の嵐山駅の方まで歩いて行く。

いつもは渡月橋近辺の観光地しか歩かない。
少し離れた住宅街を歩くなんて、中々珍しいことだ。

お、見慣れた道に出た。

このまま南に下ると渡月橋。
この辺りは、龍安寺やご飯屋さん、お土産屋さんがたくさんある大通りだ。

大通りを1本中に入り、竹林の小径へと向かう。
ここはすっかり観光地化してしまって、色々な注意書きが増えて景観が悪くなってしまった。

本来はもっと自然な竹林だったと思うのだけど、柵できっちり囲んでしまったりして、人工な感じが微妙だ。
上手い写真だと綺麗に見えるのだけど、実際はそうでもないスポットかも。
しかし、朝早い時間帯だからか、誰も歩いていなくて独り占めだ。

しばらく進むと次の目的地を示す看板が出てくる。
そう、次の目的地は野宮神社だ。

縁結びスポットとして京都一番と言っていいくらい有名な場所。

竹林の小径は何度も来たことがあるけれど、この野宮神社は初めてだな。
てかこんな奥に有名な神社があるなんて、数年前まで知らんかったよ。

中に入ってみよう。
鳥居をくぐると、そこはこじんまりとした静謐な場所だ。

まず入って目に付くのは、特徴的なお札の奉納場所。
ハートとは。

っとそうだ。
この神社は鳥居も見逃せないんだった。

黒木鳥居。
日本最古の様式なんだそうだ。

普通の鳥居は石で出来てたり、木で出来ていることもあるけれど表面の皮を剥がして使用することが多い。
この黒木鳥居は、クヌギの木の皮を剥かないで使用するんだって。

奥に行ってみよう。

ここは神石、別名お亀石だ。
祈りを込めてお願い事をすると、一年以内に叶うんだって。

心を込めて祈りながら撫で撫でする。

うし、もう少し奥に行ってみよう。

境内にはいくつか苔の美しいスポットがある。
ここは苔を池の水に見立てた庭園なのかな。奥には小さな橋も見えるし。

休日ともなれば、大混雑の神社なはずだ。
けれど今は誰もいない貸し切り状態。
早起きは三文の得というけれど、本当だね!

ちょうど9時を回りお札とかお守りの販売所もオープン。
せっかくなのでお守りを買って帰ろう。

やはり縁結びに関するお守りが多い。
中でも目を引いたのが、源氏物語の一幕の絵をあしらったお守り袋。

野宮神社は源氏物語にも登場する、由緒ある神社だ。
すごい珍しいお守り袋なので、これを頂戴しよう。

車折神社ではちょっと曇り空だったけれど、いつしかお日様も出てきて気持ちがいい。
良い気分で野宮神社をあとにする。

天気もいいし、ちょっとこの辺りを散歩でもしようか。

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