Travel Diary

マニラ 発展した都市に見る光と影

成田から離陸すること約4時間。
そろそろマニラに着陸だ。

窓の外には、マニラの街が薄靄に掛かって見える。
現地の天気は、どうやら雨らしい。

飛行機の窓にも、雨粒が線を引いて流れていく。

そして、窓から見えるマニラの景色に驚嘆だ。
栄えているとは聞いていたが、想像以上。

あちこちに高いビルがそびえ立ち、東京にも負けず劣らずの摩天楼が地上から生えている。
もうすでにかなり開発が進んでいる状況に、びっくりだ。

間も無く着陸。
ボーディングブリッジをくぐると、すぐに蒸し暑い空気が出迎える。
ちょっと苦手な気候だ。

さて、まずは両替しないと。
イミグレを抜けて正面のロビーにある両替所で、とりあえず街までの交通費3000円を両替え。

1400ペソ弱が返ってきた。
現時点だと、1ペソあたり2円強。
やはり空港だとレートはそんなに良くないね。あとで街に行った時に、まとめて両替しよう。

次はホテルまでの移動手段だ。
現地時間で12:30を回っているので、ホテルにはチェックイン少し前に着けるはず。

マニラは鉄道があるにはあるが、あまり発達しておらず、移動手段はほとんどが車。
つまり空港からはタクシーということになる。

鉄道が貧弱なことで、マニラ市内は車社会。
多くの人が車を利用するので、渋滞が社会問題になっている。

それらを解消するために、現在2020年を目標に、日本の援助も入って地下鉄の整備をさらに進めているそうだ。

空港を出てすぐ左方向へ。
歩いて間も無く、クーポンタクシーの乗り場を発見。

メータータクシーなど色々手段はあるが、まだよく分からない国なので、一番安全・安心なクーポンタクシーを利用しよう。

比較的空いているので、すぐにタクシーへ。
行き先の「City Garden Grand Hotel」の住所が書かれた、iphoneのキャプチャーを見せる。

「O.K.」
ドライバーはすぐに分かったようだ。

タクシーが進み出す。
空港の敷地を出ると、周りの景色が一気に変わる。

つまり、比較的綺麗めな空港とは対照的に、家や歩道はコンクリートが剥がれ、ボロボロな感じが伝わってくる。
富んでいる場所は綺麗だけれど、そうでない影の部分は貧困に喘いでいる。

東南アジアに溢れた光景が、この国でもすぐに見える。
急激に発展している歪みが、こういう所に現れるもんなんだな。

そして窓の外を眺めていると、フィリピンならではの乗り物が!
ジプニーだ。

ジプニーは乗合いバスというくくりになるのだろうか。
ジプニーごとに決まったルートを走っているようで、乗客は信号待ちなど、車が止まった時に自由に乗り降りする。
料金もかなり安いようだ。

混み合っている道を走ること、約30分。
メーターを見ると、多分850ペソを超えている。地球の歩き方には、300ペソ〜と書いてあったので、だいぶ超過している。

すると、ドライバーが前を指して、あれが目的地だと教えてくれる。
おぉ、確かに見えるホテルの屋上に、ホテル名の看板が。

しかし、ホテルまではあと100mほどなのに、渋滞で中々前に進まない。
その間にどんどんメーターが上がって行き、ボクの心拍数も上がってくる。

ようやくホテル前についた頃には、905ペソ。
日本円に直すと、1800円ちょいだ。

いやー、高くついた。
クーポンタクシーは安全だけど、かなり割高だね。
帰りは別の手段を探そう。

ホテルは思ったよりもロビーがしっかりしていて、綺麗だ。
チェックインを済ます。
ボクの部屋は1017だ。

ロビーの感じからすると、部屋の方も結構期待ができる。

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