美瑛の代名詞と言っても過言ではない青い池。最初は口コミで広まり、今では海外からも多くのお客さんが訪れる、北海道を代表する観光スポットとしてとて有名です。
しかし、青い池は美瑛の町や富良野など、他の観光スポットから離れていることもあり、行くのをためらってしまいませんか?そんな時は青い池の周辺にも注目。青い池近隣にも小粒の見どころがあるので、今回は青い池とセットで巡るべき観光スポットを紹介します。
北海道有数の観光スポット 青い池
まず紹介するのは、美瑛観光のメイン青い池です。言わずもがなの絶景スポットは、近年では海外のお客さんが大型バスでやってくることも多々あり、常に混雑状態。早朝や夜などは比較的空いているので、じっくりと楽しみたい方は時間をずらした方がよいでしょう。
池の近くに駐車場も整備され、歩道も歩きやすくなった青い池ですが、観光客は年々増えていっているようです。そのため池の周りは常に混雑しており、行列により前に進めなくなることも。
所々にある木の隙間から見られる景色。「青い池」の名の通り、池の水がエメラルドブルーに近い色合いで、他の池とはまったく異なる雰囲気を作り出しています。
この池の水の色は、池に流れ込む美瑛川に含まれた鉱物により発色しているそう。美しい海の色とは一味違った、ともすると人工的にも見える神秘的な色合いが絶妙ですね。
別角度から見てみると、立ち枯れた木がキレイに並んで見える、いっそう映えるポイントが。青い池と枯れ木の灰色、そして青い空の三層が素敵な画を完成させます。
こちらは池から少し離れた、土が盛られた展望スポット。斜め上というまた異なった角度から、池全体の眺めを楽しめます。
[青い池]
住所:北海道上川郡美瑛町字白金
電話:0166-94-3355
青い池の青さの元 白髭の滝
続いて紹介するのは、青い池から車で10分弱ほど。青い池に流れこむ美瑛川の上流にある、白髭の滝になります。つまり、青い池の青さの源流ともいえる場所。橋の上が滝を眺める眺望ポイントになっており、滝を見るには峡谷をのぞき込むような形になります。
こちらが白髭の滝。線の細い滝が、幾筋も崖を伝って美瑛川に流れ落ちる様子が見られます。見ての通り、繊細さが峡谷の景色と一体となった、癒しの滝ですね。流れ落ちる様子を、ぼーっといつまでも見られます。
滝の周囲からは十勝岳の姿が。ということで、この白髭の滝は見るところがあまりない、小粒の観光スポット。知る人ぞ知る、という感じなので混雑はしませんが、青い池に隠れて地名度がないために、見逃しやすい場所です。
この白髭の滝は駐車スペースがほとんどないので、タイミングによっては車を停められないかもしれません。
[白髭の滝]
住所:北海道上川郡美瑛町字白金
富良野盆地を臨む 十勝岳望岳台
白髭の滝近くにある脇道から、峠道を上ることおよそ15分。十勝岳の中腹に設置された展望スポットが、青い池とセットで訪れたい場所の一つになります。この望岳台までは車で上ることができるので、手軽さが訪れやすいポイントです。
※あいにくの曇りで絶景とはいきませんでした。
望岳台からは大雪山の主峰旭岳を始め、美瑛岳や美瑛富士、上富良野岳など、北海道の屋根とも言われる連山が一望できます。そして十勝岳の中腹ということもあり、それらの山々が近くに見えることで迫力が抜群。山の存在感に圧倒されっぱなしでした。
壮麗な山の景色の反対側に広がるのは、富良野盆地の静かな様子。930mの高さからは遮るものが何もないので、自分が空中に浮かんで空から眺めているような感覚にもなります。そんな感覚が気持ちよく、ついつい時間を忘れて長居してしまいますね。
十勝岳の峠道を走っていると、思わぬ動物に出くわすことも。草むらにはキタキツネが潜んでいることもあるようで、時々姿を現すようです。
何とも悲しそうな表情に見えますね。。。車を進めたあともしばらく追ってきたので、おそらくとてもお腹が減っていて、食べ物をねだりにやってきたものだと思います。以前に人間から食べ物をもらい、味をしめたのでしょう。
ちなみに野生のキツネは病原菌をたくさん持っているので、むやみに触るのはNGです。
[十勝岳望岳台]
住所:北海道上川郡美瑛町字白金
電話:0166-92-4316
青い池を中心とした美瑛の観光スポット
知名度も高く大人気の青い池ですが、その周辺にも小粒ぞろいの観光スポットがいくつかあります。どれも北海道ならではの景色を見られるので、ぜひ青い池とセットで巡ってみてください。どこも無料というところも、懐にやさしいのでおススメです。
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