Travel Diary

【北海道】遠軽町 森の中の欧風リゾート・マウレ山荘

北海道は大雪山国立公園の北東部に位置する遠軽町(えんがるちょう)。豊かな森が広がり、自然あふれる町です。夏はトレッキングやコスモス、冬はウィンタースポーツなど、観光の中心も自然を満喫できるものが多く、ゆったりとした時間が流れます。

そんな町の森の中に、ポツンと建つ欧風リゾート・マウレ山荘。今回は、森の中の別荘感が素敵な雰囲気のホテルをご紹介します。

欧風感ただよう白亜の外観

切り開かれた森の中に、白亜の壁のホテル。欧風の雰囲気漂う素敵な外観で、ホテルに入る前からテンション上がります。夕暮れ時には照明が薄っすらと灯され、玄関まで誘うような演出にわくわくが刺激されっぱなし。わくわくと一緒に宿泊の期待感も高まってきます。

こちらは正面入り口。扉周りは真っ白な壁のみで、余計な飾りつけなどはなくとてもシンプルな造りになっています。外観が素敵なので、内装がどの様になっているのか、想像するのも楽しみの一つですね。

暖炉あり!レンガ造りのレセプション

入り口から入るとすぐにロビーとなっており、中心に暖炉が設置され壁がレンガ造りになっているなど、より一層欧風色が強くなっています。壁に掛けられた装飾も雰囲気にマッチしていて、目に入るすべてが日常を感じさせないよう配慮されていることに、脱帽でした。

ロビー横に設けられたライブラリー。北海道に関する書籍や写真集が、おしゃれにディスプレイされていて、自由に閲覧することができます。

チェックインはロビーで行うタイプ。コンシェルジュの方がソファに案内してくださり、コーヒーまたは紅茶のウェルカムドリンクをサーブしてくれます。ゆっくりと寛ぎながらチェックインできるのは、小さいことですが高ポイント。ホテル=安らぎの空間、ということが第一印象として無意識に入り込んできますね。

エゾ・モダンがコンセプトの豪華な客室

続いては客室。「エゾ・モダン」をコンセプトにしており、客室内も木のぬくもりを感じられる内装になっています。マウレ山荘では6種類の客室とコテージタイプの客室があり、今回は温泉付きのメゾネットタイプのお部屋を紹介します。

こちらは2階のベッドルーム。ベッドはこだわりのシモンズ製。気持ちよくぐっすりと眠れました。
2階にはベッドルームの隣に小さいデスクルーム。落ち着くスペースでしたが、特に利用はしませんでしたね。

メゾネットタイプの部屋には1階に和室が設けられています。夜はこちらに布団が敷かれ、寝室となります。

温泉付き特別室の一番のポイントである温泉。24時間絶え間なく温泉が流れこむので、常に温かい状態が保たれています。ちょっと熱めのお湯なので、適度にお水を入れた方が快適かもしれません。

その他にも、タオル、歯ブラシなどアメニティは一通り揃っています。カプセルタイプのコーヒーメーカーも利用可能で、こういったちょっとしたポイントが嬉しいですね。

マウレ山荘が誇る安らぎの施設

本章ではマウレ山荘内のさまざまな施設をご紹介します。どれも心休まる時を過ごせる施設ですので、宿泊時にぜひ堪能してみてください。

・レストラン「パシパ」

マウレ山荘内に2つあるレストランの内の1つ、「パシパ」。アイヌ語で”炭”という意味らしいです。レストラン内は天井が高く、開放感たっぷり。テーブルどうしもゆったりとした距離があるので、隣のテーブルが気になることもなく、プライバシーが保たれていると感じました。

ディナーは基本的にコースとなっており、前菜からデザートまで、一皿一皿丁寧に盛り付けられたお料理となっています。食材も北海道を中心にとれたものばかり。野菜や新鮮な海鮮など、北海道の幸が十二分に活きたお料理でした。

朝食は半ビュッフェスタイル。パンやサラダなど自由に盛れるものと、煮物などの小皿ものはお重でサーブされます。大きなガラス窓から光が差し込み、まるでお庭で食べているような明るい爽やかな雰囲気が印象的でした。

もちろんお料理もたいへん美味しく、朝から食べ過ぎたのは言うまでもありません。。。

・大浴場・露天風呂

マウレ山荘でレストランと共に、とても好印象だったのがお風呂。ここの温泉はかなり強いアルカリ性で、お湯がとろっとろ。いわゆる「美人の湯」というもので、湯上りはお肌がツルツルになります。

そして大浴場および露天風呂のどちらもとても広く、日や時間帯によっては貸し切りのように贅沢に利用することができます。
大浴場は湯船の広さといい、高い天井と大きな窓といい、本当に疲れのとれる癒しの空間でした。

そして露天風呂も広々!深いポイントと浅いポイントで分かれており、浅いポインでは半身浴や寝湯といった楽しみ方も。遠軽町のキレイな星空を見上げながら、乙な雰囲気はいかがでしたでしょうか。

・湯上りラウンジ

他のホテルではあまり見かけないのが、湯上りラウンジ。アルカリ性のお湯は湯冷めしにくいので、逆に身体に熱がこもってしまうことも。少し湯あたりしてしまった時には、このラウンジで一服がおススメです。

ラウンジ内には木のぬくもりを感じる、椅子やソファがしつらえてあり、暖炉を囲んでゆったりと過ごすことができます。コーヒー、紅茶、お茶が備え付けられており、ホッと一息足を止めて利用してみてください。

 

客室、お料理、温泉すべてに満足する滞在を

森の中の欧風ホテル、マウレ山荘はいかがでしたでしょうか。
客室、お料理、温泉と、宿泊に重要な要素すべての質が高く、必ず満足いく滞在ができると思います。

都会の喧騒から離れた自然の中で、何もしない贅沢を堪能できるマウレ山荘、おススメです!

[マウレ山荘の情報]
住所:北海道紋別郡遠軽町丸瀬布上武利172
電話:0158-47-2170
URL :https://www.maure-sanso.com

関連記事一覧

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

これまでに訪れた国

PAGE TOP