Travel Diary

鹿児島県・霧島 歩いて巡ろう 霧島神宮の七不思議

古参道入り口から100mくらい下ってきたかな。
ようやく参道の終点に到着。

本当はこっちが入り口なので始点か。
狭い入り口で看板がなければ霧島神宮に続くとは思えない雰囲気だね。

道は平坦になったので、次の七不思議のスポットに向かって進む。
すぐにそれが現れる。

「両度川」と呼ばれる川だ。
毎年6月になると水が流れ出して8,9月頃には涸れてしまう不思議な川らしい。こんな水量の川が涸れるなんて、ちょっと信じられないな。

今の時期8月は、ちょうど清流が流れている。
透き通っていて水がとても綺麗だ。川底から伸びる水草もはっきりと見える。

お魚の姿は見えないなぁ。

道路側には祠のようなものもあって、斜めに差す朝日が幻想的だ。

先に進もう。
細い道を歩いていると、おじいさんが自転車に乗って道を行ったり来たり。
多分、自転車をこいで運動してるんだろう。

すごいツラそうな形相で鼻息荒く何往復もしている。

この細い道はかなり昔からあるのだろう。
両側には古いお家がぽつぽつと並び、竹も生い茂って田舎の雰囲気だ。
朝ということもあり、清々しい。

目的地は、っと。
一本道なのでとにかく道なりに進む。

お、あった。

「御手洗川」だ。
何が不思議かというと11月頃から4月頃にかけてはこの川も涸れるのだけど、不思議なことに毎年5月になると清水が魚と一緒に湧き出すと言われているみたいだ。

こっちの川も今は勢いよく流れている。
梅雨から台風や秋雨の終わるころから涸れ初めてしまうんだろうな。

シャッタースピードを調節して、絹のような川の流れの写真を撮りたいんだよね。
2分の1だとシャッタースピード遅すぎるな。川が真っ白になってしまう。
3分の1、4分の1と変えていき、5分の1に。このくらいがちょうどいい感じだ。

川の流れの速さによって川ごとに変えないといけないから、これは何回も撮って試さないと分からないな。
よしOK。
境内の方に戻ろうか。

もと来た道を逆にたどっていく。
自転車のおじいちゃんはまだ一生懸命漕いでいる。

両度川を過ぎ参道を登っていく。
だんだんと気温が高くなってきてかなり暑い。

石段を登り切りようやく境内へたどり着く。
汗がまためっちゃ吹き出てきたな。

本殿の前を通り過ぎ、少し外れた場所にある神楽殿の方へ。

新しそうな建屋だね。
朱塗りがとても綺麗だ。

この神楽殿の七不思議は「夜神楽」というものらしい。
真夜中にこの神楽殿から神楽が聞こえてくる、というものだ。

自分がそんな場面に出くわしたらちびっちゃいそうだなぁ。
七不思議というより怪談、心霊スポットじゃないか。

よし、この霧島神宮内で見られる七不思議はコンプリートした。
あとの不思議は、ここでは見られないものらしい。

「文字岩」はここから離れた山中の岩だし、「蒔かずの種」もこの霧島神宮から西に2kmほど離れた山中なのだそうだ。
ちょっとズルい感じ。

さて、駐車場に戻ろう。
参道を逆戻りし、階段を下りていく。

9時くらいだけど、まだ雨は降っていない。
空は雲がかなりの部分を覆ってきていて、やっぱりいつ降ってもおかしくないかも。

次の目的地である「坂元のくろず 壺畑 情報館」をナビに入力。
施設名だと出てこないので、住所検索だ。

小腹が空いたので、おやつに持ってきた菓子パンでもお腹に入れておこう。

よし、準備完了!
霧島神宮からは30km弱、40分強の道のりだ。
雨が降らなければいいけど。

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