この数年、特に経済発展が目覚ましく、投資の対象としても注目を浴びているフィリピン。
一昔前は治安も悪く、汚くて危ないというイメージがあり、実際にその通りでしたが、ドゥテルテ大統領になってからは、徐々に悪いイメージも改善してきています。
街の様相も一部を中心に変わってきており、60,70階建てのビルが何十棟もそびえ、ある意味日本よりも発展している印象も。
そんな変わりつつあるマニラの高層ビル事情、発展具合を少しご紹介します。
開発が続くマニラの中心部 なぜ、高層物件が増えたか?
こちらはマニラのマカティ地区のビルからの様子。いかがでしょうか?想像していたよりも、とても発展していると思いませんか?
日本の首都圏よりも高層ビルの密集具合が高いのではないでしょうか。
では、なぜこんなにも高層ビルがにょきにょき建てられたか。
それは、増え続ける人口と経済発展の賜物。
フィリピンの人口は急激に増えており、1.1億人ほど。また、経済発展によりフィリピンの大財閥が街の開発をどんどん推し進めることで、土地もどんどんなくなってきたので、高く高くビルを建てるようになりました。
首都マニラの人口密度はすでに東京の1.5倍ほど。しかも貧困層が多いので、貧困エリアでは恐ろしいくらいの人口密度となってしまっています。(写真は貧困層とは関係ありません)
また、年々家賃も上がっており、経済の中心地マカティでは物件価格が数年前の2倍になっていたりします。
どんな物件があるか
では、マニラにはどの様な物件があるのでしょうか。バブリーな一端を覗いてみましょう。
マカティやボニファシオ・グローバル・シティといった最先端の街では、新築の住居はコンドミニアムが主流になってきています。
アジア初のトランプタワーはマニラのマカティ地区に建てられ、70階以上の高さで内装も豪華。共有スペースも充実したものとなっています。
ピンキリありますが、1部屋の広さは100平米を超えるものばかり。天井も高く一面ガラス張りなので採光も良好です。キッチン、リビング共にとても広く取られており、全体的にキレイで良さげに見えますね。
ただ細かいところに目を向けると、けっこう適当な箇所があったりしますので、日本の細部にまでこだわるクオリティは期待しない方がよさそうです。
こちらは30階にあるプール。高すぎるので目がくらみますね。。。
夜など景色を眺める分には最高だと思います。
共用スペースはプールの他にジムや美容院、バー、レストランなど多岐にわたり、このコンドミニアム内から一歩も出ずに生活を送ることも可能。1部屋が4000万円くらいからなので、日本で同規模の部屋を借りることに比べたら全然安いです。
このような大型で、かつネームバリューのあるコンドミニアムがどんどん建っているマニラ。将来性に関しては日本よりもある、と世界から見られている典型だと思います。
まさに発展最中のフィリピン
上記のように、高級路線のコンドミニアムのみならず、比較的安価なコンドミニアムやアパートもどんどん建てられていっているマニラ。平均年齢が25歳ほどととても若く(因みに日本は46歳)、パワーもものすごいです。
加えてフィリピン人特有の購買特性のおかげもあり、益々成長の期待できる国だというのが分かります。
このまま、まだまだ高層ビルが建てられ続けた先にどんな景色があるのか。ぜひ注目してみてください。
この記事へのコメントはありません。