高千穂河原を後にし、宿へ向かう。
高千穂峰は簡単そうに見えてちょいキツかったかな。もう少し涼しくて水分をたくさん持って行っていたら、難易度はグンと下がったと思う。
あ、そうだ。
宿に行く前にスーパーだ。
今日の夜ご飯を買わないと。
車を霧島温泉郷の方へ走らせる。
曲がりくねった山道を降りていくと、行きも通った温泉街。
そこを通り抜けて1.5kmほど進む。
ナビは左折を指しているので、その通りにすすむけれど、めっちゃ細い道へ。
本当にこの道で合っているのか?
「目的地付近に到着しました」
え?マジ?!
全然スーパーないぞ。
道なりに進むと少し広い道に出る。
車止めてナビをもう一回入れなおすか。
入れなおすと、別の場所になっている。
なんだこれ。
ナビの通りへ右折、、、おっと!
右前方に目的のスーパーがあるじゃん。このナビ使えん。。。
バックして右折をキャンセル。そのまま少し直進してスーパーに入る。
スーパーというより、コンビニを大きくしたような地元密着のお店だ。
品揃えはまあまあいい。
食料品や日用品がそろっている。
価格もボクの家の近くの激安スーパーよりも少し高いくらいだ。
アクエリとコーヒー、風呂上がり用のサイダーをかごに入れる。
後は今日の夕飯と明日の朝ごはんか。
助六と煮物、サンドウィッチ、菓子パンを入れてレジへ。お会計を済ませて、今度こそ宿へ。
来た道を温泉郷の方へ戻る。
あった!今回お世話になる「霧島みやまホテル」だ。
駐車場に車を停める。
外に出るとムワッとした蒸し暑さとともに、硫黄の匂いが立ち込めているのが分かる。
この温泉街の香り。
香りだけで言うとニュージーランドのロトルアを思い出すな。
ロトルアの方がもっと強烈な匂いだったけど。
荷物を持って宿の中へ。
入り口はレトロな感じで中々いい味だ。
こんにちはー。
「いらっしゃいませ」
奥からスタッフの方が出てくる。
チェックインを済ませ、この宿の温泉利用のシステムなどを聞き、お部屋へ。
このお宿。選んだ理由の一つに、温泉貸し切りのシステムがある。
館内に2つ。館外に露天という形で3つのお風呂があるのだけど、どれも好きな時間帯に利用できて貸し切りにできるのだ。
お風呂の扉前に掛ける札が札掛け場にあるので、札があれば空き。なければ利用中ということになる。
お風呂を利用する場合は札を持っていき、扉の前に掛けて中からカギを掛ければOKというシステムだ。
3階の部屋へ案内される。
スタッフの方が先導してくれるのだけど、靴下のかかと部分の穴が気になって仕方ないなぁ。
上から見る分には気づかないけど、階段だとちょうど目の高さに入ってくる。
若い女性スタッフなのだけど、、、うーむ、自分で気にならないのだろうか。
ボクの部屋は302号室だ。
このお宿は全部で15部屋くらいしかないのだけど、今日は平日だしこのコロナ禍で宿泊客も平年よりは少ないんじゃないかな。
館内はとても静かだ。
部屋は6畳一間の和室。一人でゆっくり過ごすには十分だね。
すでに布団は敷いてある。
これめっちゃ落ち着くなぁ。
登山をして汗まみれなので、さっさとお風呂に入りたいのだけど、一旦おあずけ。
17時から会社の上司とオンラインミーティングのためだ。
。。。
。。。。。。
ミーティング完了。
さて、お待ちかねの温泉に行こう!
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