石垣島は沖縄本島から約410km。東京-大阪間くらい離れており、本島よりも台湾に近い離島です。そんな石垣島は絶景の宝庫。牧草を食んでいる石垣牛や美しい海岸線、沖縄県最高峰の山の風景など心に残る素敵な風景がいたる所にあります。
今回はレンタカーを借りれば1日で巡ることのできる、石垣島の絶景スポットをご紹介します。
石垣島の荒ぶる一面見せる御神崎
石垣島の海というと、白い砂浜にエメラルドグリーンの美しい海。
しかし、石垣島最北西端の御神崎(うがんざき)は、そんなイメージとは真反対の印象を持ちます。切り立った崖に打ち寄せる波が弾ける迫力ある絶景スポット。
ここでは岬の風景の代表のような、雄々しい絶景を写真におさめることができます。
岬の海岸部分はとても高い切り立った崖になっており、荒ぶる海が石垣島のイメージをいい意味で裏切ってくれます。崖下を覗くと胃がキュッと浮き上がるような、高所ならではの恐怖を感じてしまいそう。
また、常時強い風が海から吹き付けてくるので、小さいお子さんやカメラを持つ手には注意を払っておきましょう。
灯台の下には、さらに先端にまで続く芝生と土からなる遊歩道が。午後になると海上に太陽が浮かび、水面に反射する陽の光をとても美しく撮ることができます。
個人的にはここがベストショットを撮れる絶好のポイントだと思います。特に晴れた日のサンセットは感動もの。沈みゆく太陽が惜しくて堪らなくなってしまいますね。
幻想的な地下空間 石垣島鍾乳洞
島内でオススメの撮影スポットの一つが、石垣港ターミナルから車で10分弱の鍾乳洞。海がとても綺麗な石垣島ですが、地下にもフォトジェニックな美しい空間が広がっています。
中に入ると数万年かけて自然に作られた数多くの鍾乳石が。これほどの数の鍾乳石を見られるスポットは、日本でも有数です。
また、鍾乳洞の中は季節によって状態が変わってきます。年間を通して温度はそれほど変化はありませんが、梅雨時は湿度が高め。雨が降った後は、鍾乳洞内にモヤが出てくることもあり、撮影に向かないスポットが一部あるので要注意。
奥へ進んでいくと、この鍾乳洞内で一番のフォトジェニックスポットが出現。真ん中の池を中心にして鍾乳石が取り囲んでおり、ライトアップされて幻想的な雰囲気を作り出しています。
この鍾乳洞の中で唯一名前の付けられている鍾乳石がトトロ石。向かって右側から見てみると、痩せたトトロに見える、かも?
[石垣島鍾乳洞の情報]
住所:石垣市石垣1666番地
電話番号:0980-83-1550
沖縄県最高峰の雄姿 於茂登岳
最後にご紹介するスポットは、島内のどこからでも見ることのできる於茂登岳の雄姿です。
於茂登岳は沖縄県最高峰の525.5m。なんと沖縄県で一番高い山!石垣島の中央やや西寄りに位置し、北西麓の川平湾と共に国の名勝に指定されています。
石垣島は於茂登岳をはじめ、ぶざま岳など意外と起伏の多い島。そのため海の湿気を含んだ大気が山々にぶつかり、於茂登岳自身が雲を被ることがあります。
また、於茂登岳は登山道が整備されており、比較的登りやすい山になっています。東京の高尾山(599m)よりも低く、初心者の方でも安心して登れるので、お時間あればぜひ挑戦してみてください。
島のいたるところが絶景スポット
石垣島は車で約3時間ほどもあれば1周できてしまう小さな島。時間帯によって写真の写り方がまったく変わってくるスポットも多いので、フォトジェニックなタイミングを探しながら巡ってみるのもいいですよ。
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