義経堂を過ぎ、また登り道が続く。
体力はまだ大丈夫そうだけど、とにかく暑い。
汗が中々おさまらなくて困るな。
少し歩いたところで分かれ道が。
右にいくと大杉権現社という場所らしい。
右に行ってみよう。
120mほど登ると、杉林の中にちょっとだけスペースがある。
中には気に腰掛けて、おにぎりを頬張っているご婦人も。
権現社があるらしいけれど、それっぽいのが見当たらないな。
これは。。。
とても大きな杉の木が、無惨にも横たわっている。
これが大杉らしいのだけど、どうやら倒れて朽ちてしまったようだ。
そして、近くには権現社の跡も。
台風などでこんな状態になったのだろうけど、しっかりした姿を見られなくて残念だ。
先に進もう。
っと面白いもの発見。
杉の木の途中に、立派なサルノコシカケが生えている。
へぇ、こんな立派なのを生で見るのは初めてかも。
さらに進むと、息つぎのの水、というスポットが。
義経が奥の院へ修行に通った時に、ここで喉を潤したみたい。
そこから1分ほど下る。
そう、さっきの大杉権現から、ようやく下りになった。
開けた場所には比較的新しめの建物、宝物殿。
1階は、自然科学博物苑展示室。2階は、寺宝展観室と與謝野寛・晶子の記念室になってるみたい。
さらに数分。
整った道を下っていくと、ようやくお目当ての場所が見えてきた。
本殿だ。
登り始めてから、30分以上は歩いてきたので、感動もひとしお。
立派な建物を撮っておこう。
全体的には朱塗りで、広さもまあまあある。
御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されるようだ。次は2041年、20年後だね。
あと目を奪われたのは、本殿両脇の狛犬ならぬ狛寅だ。
阿吽の口をしていて迫力がすごい。
そしてこの本殿、山の中腹にあるということで、眺めもけっこういいんだよね。
遠くには比叡山も見える。
京都市が一望、というくらい視界が開けているわけじゃないけど、中々の眺望だ。
お、桜を発見。
この木だけ、桜の花びらが開いている。
いいねぇ、春本番はもうすぐそこだ。
さて、バス停の方へ向かおう。
どうやらバス停までは、本殿から1kmくらいあるっぽい。
いい時間のバスを逃して、この後の予定が狂ってしまうのは避けたい。
この記事へのコメントはありません。