Travel Diary

島根 大迫力!現代に蘇った鎌倉時代の出雲大社の姿

特別展示室のブースを後にして次のブースへ。
次のブースには鏡が展示してある。

荒神谷遺跡でレプリカを見たけど、こちらは本物なのか?
鏡の真ん中の方には、三角縁神獣鏡の名前の由来になっている神様と獣が描かれている。

やっぱり芸術的だなぁ。
ずっと見ていられる。

こちらは勾玉。
この出雲辺りは翡翠で作られた勾玉の産地なんだよね。
松江近くの玉造温泉でも、確か勾玉を前面に出してたし。

その他にも金色の太刀が展示されている。
装飾も素晴らしい鉄剣だ。実際に使うのではなく祭祀用かな。

金色の太刀や鏡が展示してあるブースを後にして、次のブースへ。

次のブースに展示されていたのは、壁画の一部。
色が鮮やかだ。

その他にも昔の地球儀なんかが展示してある。
日本の形がちょっと歪なのが、かなり昔に作成された物だと教えてくれるね。

その他にも古地図が。
おそらく日本ではなくてヨーロッパの方で作成されてた地図なんだろう。
それを貿易していた時に、日本の誰かが入手した物なんじゃないか。

また次のブースへ向かう。
次のブースは出雲風土記などの日本神話にフォーカスしたブースだ。

江戸時代に本として発刊された、記紀や出雲風土記。
この中には出雲大社の創建を記したものや、出雲の神話に関する物語などが記されている。

国学者の本居宣長もこういったものをつぶさに読んで、日本の古来の歴史を研究したようだ。

鎌倉時代の出雲大社の巨大神殿を描いた絵もある。
素晴らしいね。

そしてその絵や大社の設計図を元に復元した、当時の出雲大社の姿がこれだ。

色々な学者さんがいて、ここには合計4つのパターンの復元模型がある。
どれも共通しているのは、神殿がものすごく高い場所にあるということ。

文献では48mと書かれているので、その大きさを再現するとなるとこういう形になるのだろう。
神殿に至るまでの階段がすごい長い。
この長さが神様の前に出るということを少しずつ実感させる、間を作るのかもしれない。

こちらは本殿の千木・勝男木だ。
お社が大きい分、ものすごい大きさ。

出雲大社全体の模型もある。
この展示室はライティングの変化でお昼や夜を表現していて、タイミングをずらすとちょっと違った雰囲気の写真が撮れる。
けっこう凝った演出なのだ。

さて、それじゃ次のブースに向かいますか。

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