Travel Diary

島根 須佐神社 神懸かり的な御神事と遭遇

釜石を出発して次の目的地、須佐神社へ。
ここからだとちょっと遠いかな。

しばらく進むと三刀屋の地域に入る。
信長の野望では三刀屋城というのが出てきたな。

お!噂をすれば三刀屋城!
三刀屋城の前には河川敷公園がある。
その河川敷に沿って桜が咲いていて、ちょっとしたお祭りみたいな感じだ。

いいなぁ、本当ならもっと盛り上がっているんだろうけど、こういう景色が見られて嬉しい。

三刀屋川に沿って、国道を進んでいく。
途中西側に曲がり、神社が近づいていくる。

ここかな。
駐車場兼道の駅みたいなレストランがある。

車を停めて神社の方へ歩いていく。
川を渡ると神社の入り口が見えてくる。

なんか賑やかだな。
屋台が出ているのと、境内に人がたくさん集まっている。

何かあるのかな?
人が集まっているところを避けて、神社の中を見てみよう。

塩井というスポット。
須佐之男命がこの地を清めた時に使われたという伝説がある。

本殿にお参りしようと思ったけど、何か始まるのだろう。
御祭祀の行列ができていて、お参りができない。

しょうがない、先に奥に行ってみよう。

本殿の横に回ると大社造りがよく見える。
出雲地方の神社は本当に大社造りが多いな。

っと、御祭祀が始まるみたいだ。

本殿の奥からおそらく御神体なのだろう。
幕に隠されて運ばれてくる。

御祭祀の列はそのまま参道を進み、鳥居をくぐって外に出て行ってしまった。
さて、お参りしよう。

拝殿の奥には本殿が見える。
お参りをして、また本殿の横の方へ進む。

素晴らしい鏡だ。
まわりの額も豪華で見応えがある。

奥に進もう。
奥に進むと稲荷社が見えてくる。
熊野大社にもあったけれど、出雲はお稲荷さんもたくさん祀っているんだね。

そして、その隣にある大木に息を思わず飲んでしまう。

すごい立派な杉の木だ。
幹周りも太いし、まっすぐに天に向かって伸びている姿が神々しい。

さて、戻ろう。

神社の鳥居の方へ向かって歩いていると、鳥居近くに亀の姿に組まれた石が。
みる角度によってはまんま亀だ。すごい面白い。

鳥居を出て正面、つまり須佐神社の対面を見ると、長い参道の先に天照社が見える。
その天照社では、さっきの御神事の方達が集まっている。

こんなの滅多に見れないし、部外者ではあるけれどちょっと行ってみよう。

神職の方が祝詞を唱えたり、巫女さんが御供物を社の奥へ運んでいくのが見える。
この御神事は「朝覲祭」(ちょうきんさい)というらしい。

毎年4/18に行われるもので、『天照社へ渡御 (春一回) 神饌を供して祭典をする行幸の神事』とされる。
年に一回の行事を見られるなんて、めっちゃラッキーだ。

しかもタイミングのいい時間帯に訪問できたし、脱輪事件がなかったら見られなかったかも。
ホントに神仕組みだなぁ。

そして4/19には「陵王舞」、「百手神事」という御神事が行われるそうだ。
残念ながら明日は見られないけれど、今日という日に訪れることができて運が良かった。

あとは雨予報なのに晴れ間が出ているのもスゴイ。

ちなみに後で神社のHPを見たところ、18日の朝は雨や雹が降っていたみたい。
ちょうど朝覲祭の時は晴れ間が出ていたそうだ。

約20分超。
御神事が終わり、人のいなくなった天照社へお参り。

よいものを見させてもらいました。

よし、それじゃお昼ご飯を食べに行こうか。

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