外に向かい、アイト・ベン・ハッドゥが見られる、家と家の隙間に入る。
ちょうど斜め左に、堂々と建つカスバの姿。
ちょっと撮る場所が悪いな。
手前の樹木がどうしても入ってしまい、邪魔だ。
他の場所も探してみるか。
お、伊佐さん比嘉さん発見。
アイト・ベン・ハッドゥの方へ向かっているのかな。
ボクも行ってみよう。
やっほー。
いい写真撮れました?
「まあまあかなー」
樹木が邪魔をしない、この右隣の壁の向こうに行きたいんですよねー。
下った所に入れそうな門を見つけたが、鍵が掛かって閉まっている。
くっそー。
と、ホテルの方から、他の皆がぞくぞくとこちらにやってくる。
皆と合流し、アイト・ベン・ハッドゥの方へ。
「このカフェ可愛い!」
街のカラーとマッチした赤茶の壁がオシャレなカフェ。
「ここ絶対来たい!」
スムージーやスイーツなど、確かに美味しそうなお店だ。
食後に来たいね。
「20時までは待っててくれるってー」
お店の人と話していた伊佐さんが、交渉してくれたみたいだ。
カフェから少し進むと、目の前に迫力あるアイト・ベン・ハッドゥが現れる。
そして、行く手を阻むかのように、眼前を流れる小さな川。
今は細い流れだけど、本来の川幅はとても広そうだ。
向こう岸まで100m近くあるんじゃないか?
「ねぇねぇ、写真撮ろう♪」
女性陣はみな色違いのジュラバを着ていて、めっちゃ映えそうだ。
アイト・ベン・ハッドゥを背にして、まずは普通の立ポーズで。
「ちょっと変化つけてみようか」
「あの遺跡に立ち向かう感じで、手を挙げてみたりできる?」
おぉ、いい感じ。
「モロッコ戦隊だねー」
ひろしがナイスなつっこみ。
しかし、ホントに映える。
この色違いのジュラバのチョイス、本当にステキだね。
お、雨が降ってきた。
遠くの方の天気があまりよくないな、と思っていたけど、ついにこのあたりもポツポツきだした。
そろそろ引き上げますか。
戻る途中、カフェの隣にあるお土産屋さん。
比嘉さんが、ジュラバの価格交渉に入り始めた。
どうやら150MDHくらいで落としたいらしいけど、お店の人の反応はよくない。
比嘉さんが、じゃあいいや、とホテルの方へ踵を返したその時・・・!
「OK.150MDH」
おぉ、150でいいんだ。
比嘉さん、念願の白ジュラバをゲット!
めっちゃ似合ってる。
これでトドラ峡谷で買ったひろしと、全員のジュラバが揃った。
この格好で、みんなで写真が撮れるのが嬉しい。
ホテルの部屋に戻り、19時まではのんびりタイム。
30分もないし、部屋で書きかけの旅ログをつけていよう。
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