マレーシアの首都クアラルンプールには、通称ピンクモスクとブルーモスクという2つの有名なモスクがあります。
どちらもその名の通り鮮やかで美しい色彩をしており、訪れる人の気持ちを癒してくれます。
本記事ではピンクモスク、正式名称プトラ・モスクについてご紹介します。
プトラ・モスク周辺のスポット
・プトラ広場
プトラ・モスクが建つのは、クアラルンプールとクアラルンプール国際空港のおよそ中間にあるプトラジャヤ。プトラジャヤは行政新首都として、プトラジャヤ湖を中心に近代的な建物と緑が見事に融合した都市ですが、行政に特化しているため観光で訪れることはあまりないスポットです。
モスクの前にはプトラ広場があり、モスクに訪れる方達の足であるタクシーやバスが停まるロータリーにもなっています。その広場の中心で皆が必ず写真におさめるのがこのオブジェ。観光地の定番中の定番ですね。けれどその定番がいいんです!
・首相官邸
行政の中心であるプトラジャヤ。そのトップである首相が住む首相官邸があるのは、プトラモスクの隣。イスラムの特徴が見られる、マレーシアならではの作りが官邸からも見て取れます。
・観光船
※
モスク観光で、天気が良かったらぜひ試していただきたいのが、プトラジャヤ湖のクルーズ。プトラジャヤ湖を周遊するツアー船が、モスクのすぐ近くから出ており、乗船チケットもその場で買うことが可能です。
船上から見るプトラモスクは、まるで湖上に浮かんでいるよう。とても美しい姿を見せてくれます。
可愛すぎるモスクの外観
さて、それではいよいよ本丸のプトラモスクをご紹介。プトラモスクがピンクモスクと呼ばれているのは、もちろんその外観がピンク色で可愛らしい色彩をしていることから。
イスラムの代表的な装飾であるアラベスク模様を縁取る線がピンク色なのはもちろん、外壁までもがピンク色となっており、世界に二つと無い雰囲気をまとったモスクとなっています。
建物が可愛すぎて、気づいたら長時間経っていました。それくらい惹き込まれる魅力があり、世界中から観光客がやってくる理由が分かります。モスクの目の前に立つと、あなたもきっと目が離せなくなりますよ。
美しすぎるモスク内 芸術的建築物
プトラモスクは決められた時間であれば、一般の観光客でも中に少し入ることができます。
女性は肌を見せることが厳禁となっているので、サンダルなどあまりにも軽装なものは避けましょう。上半身の方は入場口で肌を隠す布を貸し出してくれますので、半袖でも一応は大丈夫です。
少し中に入ることができる、と書きましたが、中に入れるのはほんの10mほど。幅も10mもないくらいないので、観光客が多い時間帯にはゆっくり見るのが難しいこともあるので覚えておきましょう。
モスク内もまたピンクで埋め尽くされ、本当に壮観。絨毯さえもピンクで、世界観を見事に貫いています。モスクに入レバすぐに圧倒され、しばし言葉を失うほどです。
内部で一番見ていただきたいのは、天井ドームの裏に描かれた精緻な模様。これがまた見事なもので、感動が止まらない状態とはこういうものかと思いました。
[プトラモスクの情報]
住所:Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya, マレーシア
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