ホテルのある東門駅に到着。
どの出口ですか?
「んー、多分5番出口かな。あ、皆が駅に来るみたいだからちょっと待ってよう」
「おー、おつかれー。」
先輩の奥さんとその友達がやってくる。
おぉ、どもども。
見知らぬ土地で合流というのは、ちょっと変な感じだ。
「それじゃ、いったんホテルに行って、荷物を置いてきましょうか」
はーい。
奥さん方の案内で、ホテルへ向かう。
改札を出て左側の5番出口へ。地上に出るためのエレベータに乗り込む。
暑いな。機内が蒸してる。
エレベータを出ると、いっそうムワッとした空気が顔面にあたる。
台湾はけっこう厳しい暑さだ。
ちょっとこの先の旅が思いやられるよ。
先輩の奥さんはエレベータを出て右に曲がり、一つ目の角をすぐに右に曲がる。
完全に細い裏通りだけど、泊まるホテルはすぐだ。
裏口の様な出入り口から建物内に入り、エレベータで奥さんたちが泊っている部屋へ向かう。
へぇ、微妙に古い感じのホテルだね。
15年くらいは経ってるかも。
5階に降り、部屋へ。
おじゃましまーす。
部屋の中は、、、ちょいと狭いかな。
1泊5000円なので、しょうがないか。一人あたり2500円という激安だしね。
安さの割にはキレイ目なので、いいかもしれない。
駅近で立地もいいし。
不要な荷物を置いて準備完了。
「では、行きましょうか」
オッケー♪
どこ行くんですか?
「ちょっと気になるタピオカドリンク屋さんがあるのよねー。けど、行きたいのは牛乳大王っていうお店かな」
牛乳大王。。。なんつー名前だ。
牛乳ドリンク屋さんなのかな。
少し進むと、タピオカドリンク屋さんが。
「ちょっとあそこ行ってみよう」
先輩が飲みたいらしく、お店に向かう。
どうやら台湾最初のお店は、タピオカドリンクらしい。
日本でも大流行しているタピオカ。
この間原宿に髪を切りに行った時、本当にびっくりしたよ。
いつも通っている恩田商店街通りに、タピオカドリンク屋さんがぎっしり。
50mくらいの間に、5,6店舗くらいあったんじゃないだろうか。
タピオカ通りと名付けたいくらいだったなぁ。
どのお店も行列ができていたのでわざわざ買わなかったが、どんなものなのか飲んでみたい気はするんだよね。
交差点の先にお店が見えてくる。
「COCO」というタピオカドリンク屋さんだ。
お店の前には、数人待っている人がいる。
すごいな、こんな場所にも関わらず待ちが出るのか。
前の人に続いてオーダーする。
ボクは無難にタピオカミルクティーかな。
と、店員が何やらガミガミ言っている。
どうやらタピオカが切れている、ということだ。
なので、タピオカ入りのものは注文不可、らしい。
マジか。。
せっかくタピオカを飲もうとしたのに。
しょうがないので、フルーツミックスのジュースを注文。
55台湾ドル、日本円で200円ちょいくらいととても安いね。
台湾は物価けっこう安いんだ。
え?!
店員さんがとてつもない量のタピオカドリンクをお客さんに出す。
テイクアウトっぽいのだけど、ドリンクが何段にも積みあがっている。
お客さんは歩道に全部広げ、記念撮影。
なんと全部で32本だ。。。
なるほど!
だからタピオカが切れたのか。
さらに10分近く経って、ようやくボクのドリンクが来た。
ありがとう。
先輩は結局注文のタイミングを逸し、オーダーしなかったみたい。
「じゃあ牛乳大王に行こう」
はーい。
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