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前回は台湾スイーツのお店の紹介をしましたが、今回は伝統的な台湾グルメ・小籠包の美味しいお店の紹介です。皮と餡とスープ。これらが三位一体になり、口の中で最高のハーモニーを奏でる瞬間は、最高に幸せですよね。

そして台北市内には美味しい小籠包を出すお店はたくさんありますが、その中でも有名な2店について、ボクが食べ比べた感想を紹介します。やはり本場台湾の小籠包は、日本のものとは一味違いました！

鼎泰豐

・お店の様子

日本にも何店舗も出店しており、京鼎樓と並ぶ名店・鼎泰豐。鼎泰豐の本店は、永康街にあります。開店の30分前にはお店の前にたくさんのお客さんが集まり、やはり本場台湾でも大人気ぶりは変わらないようです。

お店に到着したら、まず入店人数をお店の人に伝えましょう。整理券をいただけるので、これで予約完了です。そして整理券と一緒に日本語メニューと注文票ももらってください。何を食べるかワクワクしながら待てるので、あまり待ち時間も気にならないと思います。

店内に入ると、すぐにオープンキッチンが窓越しに見られます。4階まであり、普通の四角のテーブルの他、中華っぽい丸テーブルも備えているところがいいですね。中華を食している雰囲気が出ます。

・小籠包

看板メニューの小籠包。皮は薄く、中には肉と野菜の旨味が溶け出したスープがたっぷり閉じ込められています。お店特製のしょうが醤油といっしょにいただくと、、、衝撃！日本で食べる小籠包と、まったく違うことに衝撃を受けますよ。

一番の違いは皮。台湾の鼎泰豐は皮がとても薄く、中の餡とスイープの邪魔をしない絶妙な塩梅が美味しさの秘密のような気がします。そしてちょうど食べやすい温度で持ってきてくれるので、口の中の火傷を心配する必要ないのも嬉しいところです。

・その他のお料理

その他にも空心菜やチャーハン、牛肉麺など、どれも絶品。小籠包をはじめ、お料理のレベルの高さにとても衝撃を受けたお店でした。

[鼎泰豐の情報]
住所：No. 47, Changchun Rd, Zhongshan District, Taipei City, 台湾 10491
電話：+886-2-2523-6639
URL ：https://jin-din-rou.net/taiwan/

點水樓(ディエンシェイロウ)

・お店の様子

こちらは台湾のネット投票で1位を獲得したこともある、本格浙江料理が楽しめる五つ星レストラン。點水樓もまた常に満席状態で、スッと入れることが中々ない名店になります。

店内は5つ星レストランの評価の通り豪奢な造りとなっており、高級感ある雰囲気になっています。

・小籠包

このお店の看板メニューは、見た目も鮮やかな七彩小籠包。それぞれ中の餡の味が異なり、黒トリュフやカニなど異なる味の小籠包が楽しめます。そして點水樓も皮が薄く、餡とスープとのバランスが絶妙な至高の逸品。何個でも食べられそうなほど、病みつきになってしまいます。

・その他のお料理

點水樓のチャーハンや牛肉麺も、鼎泰豐に負けず劣らずとても美味。一品一品が洗練されていて、上品な味付けになっています。點水樓は高級店というカテゴリーなのか、全体的にお値段は高め。台湾の物価に慣れてしまうと、なおさら高く感じるかもしれません。

また日本語を話してくれるスタッフさんがいるので、日本語で細かいニュアンスを伝えて汲んでもらえるのは、さすがのサービスではないでしょうか。

[點水樓の情報]
住所：台湾台北市南京東路四段61號
電話：+886-0287-126689
URL ：http://www.dianshuilou.com.tw/

結果、どっちのお店が美味しい？！

鼎泰豐と點水樓の2店を紹介してきましたが、じゃあどっちのお店が美味しいのか？ボクが食べた感想では、鼎泰豐に軍配が上がると思いました。両店の看板メニューである小籠包での味わいの深さが、鼎泰豐に軍配が上がった要因。

スープのコクの深さが鼎泰豐の方が引き立っており、小籠包という一つの包みの中で最高の世界を作りだしていると感じました。その他のお料理は、正直どちらも美味しくて甲乙がつけがたいです。

お値段も鼎泰豐の方が少しお値ごろなので、どちらかしか行けない場合には鼎泰豐がおススメ。もし、両方とも行けるのであれば、ぜひ両店とも訪れてみてください！