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【マレーシア】オリエンタルな多国籍文化がたくさん クアラルンプールの中心地

マレー系を中心に中華系、インド系などのアジア人を中心として、様々な人種が街に溶け込んでいるクアラルンプール(KL)。KLの中心地には人種と同じように、多種多様なスポットが点在しています。

治安も良く観光客が多い場所なので、安心して街歩きが楽しめるところも高ポイント。
今回はオリエンタルな雰囲気漂う、KLの中心地をご紹介します。

ムルデカスクエア

KL中心地で様々な路線が乗り入れているKLセントラル駅。そこからMRTを利用して北に数駅。マスジット・ジャメという駅周辺には、歴史的な建築物が多くあります。

その中心はムルデカスクエアと呼ばれる、大きな広場。ムルデカとはマレー語で独立の意味で、独立広場とも呼ばれます。

こちらはスルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧連邦事務局ビル)で、1897年竣工の歴史ある建物です。イギリス統治時代には連邦事務局ビルとして使われ、行政の中枢としての機能を果たしていました。

イスラム建築を取り入れたムーア様式で、西洋式の時計台とイスラムならではのモスクの形が見事に調和していてとても美しい外観。その美しさから、ムルデカスクエア周辺の象徴的な建物となっています。


こちらはKL シティギャラリーといい、ムルデカスクエア周辺一番のフォトスポットになっています。I♡ KLのオブジェの前では、写真を撮るカップルやファミリーが行列を作っている様子が見られる人気スポット。

館内では、マレーシアのお土産の代名詞、木彫りの小物や掛け物のブランドが販売されていたり、2階部分は、クアラルンプールの現在の建物からこれから建設予定の建物までを模造した、巨大な街の模型を見学できるようになっています。

[ムルデカスクエアの情報]
住所:Jalan Raja, City Centre, 50050 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア

チャイナタウン

ムルデカスクエアから歩いて10分ほど南に下ると、街の建物の雰囲気が少しずつ変わってくることに気が付くでしょう。道路に面したお店などの看板が、英語やマレー語であったのが、中国語の比率が高くなっている、チャイナタウンのエリアです。

チャイナタウン内には、神格化された中国の有名な武神・関羽が祀られている関帝廟があります。通りの一角、他のお店や家々と同じ並びにあるので、注意していないと通り過ぎてしまうくらいひっそりと建っています。中ではお線香を焚いた中国式のお祈りをしている方が、けっこういらっしゃいました。

また、チャイナタウンでは中華系のレストランが多いので、マレー料理以外を食べたい!本格的な中華を食べたい!という時にぜひご利用ください。

[関帝廟の情報]
住所:168, Jalan Tun H S Lee, City Centre, 50000 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア

セントラルマーケット

ムルデカスクエアとチャイナタウンの中間地点に位置するセントラルマーケット。KLの街中ではあまりお目にかかれない、雑貨屋さんやお土産屋さんですが、ここのセントラルマーケットは雑貨天国。

複数の雑貨店や飲食店が軒を連ねるアーケードで、とても賑やか。マレーシア雑貨を売っているお店や、アラブ系の絨毯や茶器などを売っているお店など、異国情緒あふれる雰囲気でウィンドウショッピングだけでも楽しい気分になりますよ。

[セントラルマーケットの情報]
住所:Jalan Hang Kasturi, City Centre, 50050 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア

ペトロナスツインタワー

ペトロナスツインタワーの紹介は下記記事をご覧ください。

KLならではの異文化ミックス

KLのごく一部のエリアのみですが、様々な文化がミックスされた街の様子をご紹介しました。
マレー文化がベースとなりつつ、中華系など少しずつ他の国のテイストが取り入れられていることがお分かりいただけたと思います。
KLに訪れた際には、ぜひオリエンタルな雰囲気を味わってみてください。

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