Travel Diary

【シンガポール】何回来ても飽きない 近未来植物園ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

2012,3年頃から急速に観光都市となり、日本でも人気の渡航先となってきたシンガポール。マレー半島の先端にある小国ですが、面積は埋め立てによりどんどん拡大し、現在は奄美大島と同じくらいの大きさとなっています。

そんな観光にも力を入れいているシンガポールには、目を見張るような観光スポットがいくつもあります。

今回はその中でも王道中の王道ではありますが、何回来ても飽きることのないシンガポールのランドマーク的なスポット、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイをご紹介します。

無料で楽しめる植物園

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、自然の植物と人工の巨大な木に似せた植物が同居する不思議な植物園。遠くから見ると、バオバブの木のようなものが、10本以上もニョキニョキと生えているかのように見えます。

植物園内は無料のエリアが多く、「ベイ・サウス・ガーデン」、「ベイ・イースト・ガーデン」、「ベイ・セントラル・ガーデン」という3つのゾーンで構成されています。
そして、園内全体には南極大陸を除くすべての大陸から2,200種、50万本の植物を展示しており、世界各国の木々や花々をシンガポールにいながら見られます。

空中絶景ならここに昇ろうスカイウェイ

園内のほぼ中央には、スパーツリーと呼ばれる高さ2,30mの人口のツリーがそびえ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのコンセプトを体現しています。巨大な木が生えるジャングルに迷い込んだみたいで、これまで見たことも体験したこともない感覚にテーマパークに来たかのよう。

スパーツリーを下から見上げるのもよいですが、せっかくなので空中から園内の景色を見てみませんか?ツリーとツリーの間に架けられた空中遊歩道から望む景色は人工的ながらも絶景です。

橋の足場部分は格子状になっている部分もあるのですが、不思議と怖さはないと思います。地上よりも目の前に広がる景色に夢中になってしまうので、怖さよりもワクワクが勝るのではないでしょうか。
有料にはなりますが、一味違った絶景を見てみたい方にはぜひおススメです。

世界中の気候を再現 クラウド・フォレスト

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを遠くから見ると、ひときわ目立つ銀色のドーム状の2つの建物。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのメインとなる施設で、一方は「クラウド・フォレスト」と呼ばれています。

ドームの中に入ると、ヒンヤリした空気で気持ちよくなるのもつかの間、すぐさま度肝を抜かれる光景が。巨大な人口の滝から大量の水が流れ落ち、薄く舞う飛沫がお出迎えしてくれます。人との比較で分かる通り、高さがとてもあり迫力に圧倒されますよ。

ドーム内には世界中から集められた植物が植わっており、どこを向いてもとても鮮やかな光景が広がっています。1階部分を探検するかのように先に進むと、その先にはエレベーターが。一気に6階まで昇り、空中庭園に誘われる演出が素晴らしいです。

6階からは空中に張り出したクラウドウォークを進むのですが、まるで植物の生い茂る天上の楽園を空中散歩しているかのような感覚になります。また、高い場所には高山の植物を植えているなど、実際の群生環境に沿った展示をイメージしているようです。

空中回廊はかなり遠い部分にまで張り出している部分があり、ふと現実に戻ると恐怖感が湧いてくることも。それにしても発想がスゴイですね。これまでありそうでなかった体験が味わえます。

六大陸の植物が見られるフラワードーム

もう一つのドームは「フラワードーム」と呼ばれる展示ドーム。季節ごとにテーマを変えて、多様な植物の世界を表現しています。ボクが訪れた時は3月下旬ということもあり、桜のイメージを中心に展示を行っていました。

ドームの中心は桜がたくさん植わっており、日本か中国か曖昧なところですが、和を意識したモチーフもセットとして点在。桜の一緒に場の雰囲気も楽しめ、たくさんの観光客の方が楽しそうに写真を撮っていたのが印象的です。

中心のテーマ以外は常時展示されている植物だと思いますが、こちらも世界の五大陸から木々草花を集め、各大陸の代表的な植物を展示しています。全体を通して中々見ごたえがあり、天候を気にせず涼しい中じっくりとお散歩できる、貴重なスポットとなっています。

無料!光と音のショー「ガーデンラプソディー」

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの本当の魅力は、夜にあり!スパーツリーが色とりどりにライトアップされ、植物園全体がますます近未来的な雰囲気に脱皮します。スパーツリーを覆う光は常に変化し、一瞬前とはまったくことなる世界に様変わり。

そして、毎日19:45と20:45に開催される、光と音のショーは大人気のプログラム。有名映画のテーマソングをBGMに、スパーツリーが鮮やかに変色する光景は圧巻。仰向けになってツリーの真下から見上げるのが、通の楽しみ方、らしいです。

ショーも無料で楽しめるプログラムとなるため、暑さがいくぶん落ち着く夜は平日と言えども混雑する人気ぶり。いいポジションは早い時間に埋まってしまうこともあるので、観賞場所にこだわる場合は早めに向かった方が吉です。

昼と夜 2度楽しめる植物園

かなり盛りたくさんの内容で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それだけ見どころも豊富ということで、また無料のエリアも広大なために何度行っても飽きない魅力があります。

いく度に違う魅力を発見できる場所、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ。シンガポールに訪れた際には、ぜひ何度も足を運んでみてください。

[ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの情報]
住所:18 Marina Gardens Dr, シンガポール 018953
電話:+65-6420-6848

チケットの種類 Adlut Child
Double Coservations
(クラウドフォレスト+フラワードーム)
S$28.00 S$15.00
OCBCスカイウェイ S$8.00 S$5.00
シャトルサービス S$8.00 S$5.00

 

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