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【シンガポール】国際色豊かなシンガポールの異国街

シンガポールは金融、観光、交易の中継地として、東南アジアの中でもひときわ存在感を放っています。様々なものや人が集まることから、街中には各国の方がそれぞれ集まるコミュニティが存在します。

今回はシンガポールで観光地としても有名になっている、3つのプチ異国の街をご紹介します。

リトルインディア

異人街の1つ目はリトルインディア。MRTのリトルインディア駅を降りた瞬間から、インドの香りが広がります。比喩ではなく、本当にスパイスの香りがするんですよ。
そして駅の構内にはインド系の方が多く、インド人がモデルのポスターもたくさん。一瞬、シンガポールにいるのかどこにいるのか、分からなくなってしまうほどです。

リトルインディアには、シンガポールに住むヒンディーの方のためのインド寺院も点在します。
「スリ・ヴィラマカリアマン寺院」では、ヒンドゥー教で祀られている神々が壁や屋根にたくさん装飾されており、インド寺院に特徴的な雰囲気が異国感たっぷり。

寺院には熱心なヒンドゥー教徒が常に集まっているようです。入り口で履物を脱ぎ、次々と寺院の中へ人が入って行く光景が見られました。

また、寺院ではお祈りが行われている時間帯もあるので、見学する場合にはお祈りの時間帯は避けた方がよいかと思います。

アラブストリート

2つ目はアラブ系の人たちが多く住んでいる、アラブストリートと呼ばれるエリア。
イスラム教徒が多く住んでいるので、街中には大きなイスラムモスクがひと際その存在感を放っています。外壁が黄金で装飾されており、かなり派手なので遠くからでも見つけることができます。

このエリアの中心は、その名の通りアラブストリート。
モスクから伸びる通りには、両脇にレストランやカフェなどのお店がたくさん。どこのお店もオシャレで、やはりシンガポールの雰囲気とは少し異なります。

裏通りにはフォトジェニックなスポットも。この一角だけウォールアートが盛んで、若い子たちが絵の前で思い思いにポーズを取って撮影にいそしんでいました。

チャイナタウン

3つ目は中国系の方々が集まるチャイナタウン。シンガポールは昔から華僑が住んで貿易業などを営んでいたこともあり、3つの異国街の中ではもっとも歴史が古く、ディープな場所だと思います。
点在する広場では、昼間からおじさんたちが囲碁などを打っており、完全に街の雰囲気に馴染んでいます。

こちらはブッダ・トゥース・レリック寺院という寺院。2007年創建と新しいのですが、シンガポールのパワースポットとしても知られています。4階には仏陀の歯が納められていると言われており、観光客にも人気のスポットとなっています。

チャイナタウンの外れにある、マックスウェル・フードセンターは、地元の方も頻繁に訪れるローカルなフードコート。チキンライスの名店「天天海南鶏飯」は、常に行列の絶えない有名店です。プリプリの鶏肉がご飯にバッチリ合い、ハマること間違いなし。少し足を伸ばして、ぜひ訪れてみてください。

シンガポールにいながら色々な異国が楽しめる!

シンガポールは本当に興味深い街で、淡路島ほどの広さの国にも関わらず、様々な文化の色が混ざり合っているのがよく見えます。マレー半島の先端ということで、昔から交易の中継地点としての役割があり、色々な国の文化が根付いたのでしょう。

そんな異国街を巡っての街歩きもとても楽しいので、マリーナベイ地区だけでなく、異国街の散策もぜひ楽しんでみてください。

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