Travel Diary

日本・鹿児島県・霧島 電車も空港も静か 違和感覚える出発の朝

おはよう。
今日から鹿児島だ。久々に飛行機に乗るので楽しみだ。

本来ならば3月にオーストリア、ベルギーに行っているはずだったのに、新型コロナウィルス騒動であえなくキャンセルすることになった。

あれから5か月。
海外にはまだ行ける状態ではないけれど、国内へはだんだんと遠出できるようになってきた。

とは言っても、まだ皆おっかなびっくりなので、夏休みの帰省も控えている人がほとんどらしい。
皆恐怖におびえ、すっかり引きこもってしまっているみたい。

今回鹿児島にした理由は、なるべく関東を離れて遠出したいというのと、かねてから霧島連山の一峰である高千穂峰に登りたかったからだ。
あるテレビ番組で見て以来、めっちゃ行きたかったんだよね。

昨日に用意は済ませていたので、シャワーを浴びたり身支度を整える。
今回は山に登るということで、登山靴なんかも荷物に入れたりと、手荷物はかなりいっぱいいっぱいだ。

では、行ってきます。

いつも通り、羽田空港への慣れた道程。
品川で乗り換える。

コロナの影響で世間は一変したが、電車の変わり具合もそのうちの一つだ。
リモートワークが増えて、通勤者の人数は明らかに減っている。

いつもなら満員の車内も、立っている人はまばらでかなり余裕がある。

満員電車が解消されたのはありがたいことだが、移動が制限されるのは正直しんどい。
この半年以上、旅に行きたくて行きたくてしょうがなかったからね。

羽田空港に到着。
年末年始に札幌に行った時以来だから、なんか懐かしい。

8月の下旬なのでお盆の時期は少しずれているけれど、それでもこの時期は本来なら空港内は賑わっているはず。
なのに空港内はかなり閑散としている雰囲気が漂う。

チェックインを済ませ、ラウンジへ向かう。
予定よりも早く起きてしまったので、フライトまでまだ1時間以上もあるな。

ゆっくり過ごそうか。

といっても、国内線のラウンジは食べ物が提供されていないので、朝食を摂ることもできない。
野菜ジュースと、小袋に入ったおかきで空腹を紛らわすか。

PCをいじりながら時間をつぶす。
まだ7時半ということもあってか、ラウンジ内は空いていて静かなものだ。

何も考えずにANAのラウンジに来てしまったけど、Power Loungeに行ったほうがよかったな。
あっちのほうが新しいし、開放感があって雰囲気は好きだ。
ちょっと失敗したな。

と、そろそろフライトの時間。
3週間くらい前に飛行機の予約をした時は空席だらけだったけど、どのくらい席は埋まったのだろうか。

搭乗口に着くとすでに搭乗が始まっていて、、、というか皆搭乗し終わった後みたいだ。
ロビーには誰もいない。

まだ出発まで15分くらい余裕はあるのにこの状態。
やっぱり飛行機を利用する人が少ないのかな。

ゲートを抜けてボーディングブリッジを渡る。

席は7F。窓側の席だ。
オーバーヘッドコンパートメントに荷物を揚げてはたと気づく。

全然荷物が入っていない。
遅めの搭乗の場合、本来なら自分の席付近のオーバーヘッドコンパートメントはいっぱいなんだよね。

それがスカスカ。
自分の荷物だけなので、飛行機が離陸・着陸する際に滑って行ってしまいそうだ。

今日の機体は各席にモニタが付いている比較的最新タイプ。
ただエンターテインメント、特に映画は1本しか用意されていない。

まあ国内のフライトなのであまり観る時間もないだろうけど、ちょっとこれは寂しいな。

そして、やはり空席がとても目立つ。たぶん乗客は50人もいないのではないだろうか。
ボクの列も横3人掛けなのだけど、ボクしかいない。

そして窓の外を見ると待機しているANAの機体が多い気がする。
空に飛び立つ機会がなくて駐機しているのだろうか。

普段のフライトの雰囲気とは異なる、違和感を覚える状況に戸惑いながら、窓の外の風景は流れていく。

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