奥宮へお参りするために、いったん貴船神社の本宮を後にする。
来た道とは反対側、坂道の上の方へつながる出口の方へ。
本宮から奥宮へは約300mあるらしい。
歩いて5分くらいか。
また坂道を上がっていく。
道の両側にはお宿もあって、ゆっくりと貴船周辺を楽しむことができるようになっているんだね。
少し急な坂道を登っていくと、左手に杉並木が見えてくる。
ここが参道だったかな。
記憶がおぼろげに戻ってくる。
杉並木の先に奥宮の門が現れる。
一礼して中へ。
あ、ここは空気変わるな。
本当に神聖な場所みたいだ。
境内はすごいシンプル。
広い空間には本殿以外、無駄なものはほぼ何もない。
奥に進み本殿へお参りしよう。
しっかりお参りすると、この奥宮では他に撮るものがなくなってしまう。
唯一あるのは、入り口の門の脇にある御神木の連理の杉くらいか。
本当にシンプルで、ただただお参りをする場所になっている。
平安時代、和泉式部が何度も詣でていたという由緒正しい神社だ。
さて、それじゃ本宮に戻るか。
上ってきた坂道を下っていく。
奥宮と本宮のちょうど中間くらいの位置。
そうだ、さっきはこの階段の下に車が停まっていて通り過ぎてしまったのだけど、ここ気になってたんだよね。
ここも貴船神社の一社で結社となっている。
奥宮、結社、本宮と貴船神社は3つの社からなっているのだ。
階段を上り結社の奥へ。
一番最初に目に付くのは、舟の形をしたこの大きな石。
地面には苔がむしていて、とても綺麗だ。
この結社の御祭神は磐長姫命と木花開耶姫命の姉妹。
確か磐長姫命は醜女で木花開耶姫命は美人と伝わっている神様だ。
ここでもお参りをし、本宮へ。
うし、本宮へ戻ってきた。
それじゃ、この神社で有名な恋みくじを引いてみよう。
おみくじは本殿前に置かれている。
束になって置かれている中から、これだ!と思うものを1枚手にとる。
このおみくじが面白いのはここからだ。
おみくじ自体は、まだ真っ白。何も書かれていないんだよね。
その白紙のおみくじを近くのご神水に浸して浮かべるのだ。
そうすると、、、きた!おみくじの結果が浮かび上がってきたぞ。
ふむふむ。
全体運は「吉」。けっこういいじゃん。
願いごとは「思うがまま」とある。
めっちゃいい♪
これだけでテンションあがるわ。
ん?
浮かび上がってきた文字の中に、QRコードを発見。
QRコードを読み込むと、おみくじの結果と音声が再生できる画面が出てきた。
今の時代に合わせた仕様になってるんだなぁ。
これならおみくじを持って帰らないでもいいというわけだ。
ということで、水に濡れたおみくじを結び、本宮を後にする。
さて、それじゃ次の目的地に向かいますか。
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