バス停に戻ると、さっきはいなかった老夫婦がベンチでバスを待っている。
少しスペースを空けて、ボクも座って待とう。
しばらく待っていると、少年3人が大通りとは反対方向の
山のほうから歩いてやってくる。
「Kia orana.」
Kia orana.と挨拶を返すと、最年長の少年が横に座ってきた。
そして、どこから来たのか、どこに泊まっているんだ、とか色々聞いてくる。
日本だよ。と答えると「Japan??」と首をかしげる。
クック諸島では日本はあまり知られていないのかな。
クック諸島でそこら中走っている車、トヨタ、日産、ホンダ、スズキ、
みんな日本のメーカーって知らないのか!?
見た感じ、島内を走っている車の50%以上は日本車だぞ。
すると、どうやって宿まで帰るのか聞いてくる。
バスでだよ。
「バスはいくら掛かるんだ?」
5NZ$.
なーんか段々話が変な方向へ行ってるな。
つまり、お金をくれ、ということらしい。
ここに来てこのパターンか↓
クック諸島は治安がいいと聞いていたんだけどなぁ。
こういうのは、結局どこの国にでもいるのかもしれない。
日本が特別なのかな。
しかし、ボクがお金をあげる道理もない。
No.
「You mede me angry. Give me money.」
No.
「I hit you.」
殴るジェスチャーを交えてすごんでくる。
子分2人もいるからな、注意がそれた隙に荷物を取られない様にしないと。
しかし隣に老夫婦がいるのに、強気だなぁ。
でも、こっちも渡す気は毛頭ない。
こんなやり取りを15分くらい続けてようやく諦めたようだ。
子分2人と一緒に去っていった。
はぁ、やっといなくなった。
あまりにもしつこいから、正直途中でお金渡そうかと思ってしまったよ。
不毛なやりとりで急に疲れがきたわ。
程なくして、アイランドバスがやってきた。
昨日と同じ時刻のバスだな。
これに乗って、またホテルまで戻ろう。
揺られること45分。
ホテルに到着。
日も出ていることだし、ビーチに行って日光浴でもしよう。
水着に着替えてビーチへ。
まばらだけど、人もちらほらいるね。
雲に日が隠れている時は涼しいけど、直射日光はかなりきつい。
ジリジリ焼けるようだ。
海は泳ぐには少し冷たいくらいの水温だ。
ここで泳ぐのは少し厳しそうだな。
おっと、そろそろサンセットの時間だ。
昨日はドン曇りだったけど、今日はどうだろう。
。。。。。。
マジかぁ。
日が沈む所にちょうど暑くて大きい雲があるじゃないか。
これでは今日も綺麗なサンセットが望めないな。
しょうがない、写真に収めることの努力はしよう。
なかなかいい景色が撮れたね。
日も沈んだことだし、夕食にしよ。
日曜はお店がそもそも空いていないし、
アイランドバスも16時が終バスだというのを、さっき知った。
クック諸島はレンタカーかレンタルバイクがないと観光しにくいね。
足がないと、身動きが取りにくい。
お店に行けないから、昨日買って残しておいたパンとマフィンを頂こう。
うん、お変わりなく。
侘びしすぎて、ちょっと寂しくなってきた。。。
明日はいよいよ旅のハイライト、
アイツタキ島観光だ♪
明日に備えて、今日は早めに就寝しよう。
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