Travel Diary

沖縄・本島 水族館のアイドル サービス精神旺盛のコツメカワウソ

DMMかりゆし水族館の最初のエリアは、水辺や水中に棲む生物の展示エリアになっている。
一般的な熱帯魚もいるし、ちょっと変わった爬虫類系もいるみたい。

ガラスケースに入って大人しくしているのは、カラフルなヤドクガエルだ。
こいつは体長が数センチと可愛いのだけど、身体の表面にはかなり強力な毒がある。
その毒は名前の通り、矢じりに塗るものとして使われている地域が海外にもあるほどだ。

ヤドクガエルの毒を塗った矢で動物を麻痺させたり殺してしまうらしいんだよね。
人にとっても粘膜についたらけっこうヤバい毒らしい。

次のエリアに行こう。
こっちのケースには少し大きめのお魚が泳いでいる。

見たことのあるようなないようなお魚だけど、これは海の中で出会えたらキレイだな。
今度ダイビングをする時はこんなお魚に出会いたいものだ。

もう少し先に進むと、爬虫類エリアに突入する。

まず最初に目を引くのがこのイグアナだ。
枝の先に止まったままで、まったく微動だにしない。
こいつが動いているところを見たいけれど、食事の時くらいしか動かないんじゃないだろうか。

っと。
これまた普通の水族館では見られない生き物だ。

比較的小さめのワニちゃんなんだけど、頭を水から半分ほど出していて不気味な感じ。
こいつもほとんど動かないな。よし、次!

2階も半分くらい回ってきたのかな。
正面にちょっと面白い子らが見えてきた。

最近人気の高いコツメカワウソ。
この子たちめっちゃ可愛いね。

水の中を勢いよく泳いで、壁に到達すると反転してまた地上に戻る。
ということをグルグルと何回も繰り返している。

と、コツメカワウソが地上に出て急に鳴き出した。

キュー、キューという高い声でこれまた可愛い。
「こいつらサービス精神旺盛だな」
確かに!めっちゃ泳いだと思ったら可愛い鳴き声を聞かせてくれるなんて。

お!なんでこんなにサービス精神があるのか分かってしまった。
ボクらの後ろで飼育員さんが何か作業をしている。

コツメカワウソ達はどうやらこの飼育員さんに向かってアピールしているみたいだ。
ご飯でも欲しいのかな。

偶然の出来事なので本当にラッキーだ。
飼育員さんがいなかったらこの子たちこんなに活発に動いてくれていたかな?
多分止まってただろう。

名残惜しいけれど、コツメカワウソの水槽をあとにする。

次に向かうのは、また違うエリアだ。
今まで見ていた水槽エリアとは扉で隔離されていて、別室になっている。

扉をくぐると、途端に鼻をつく強烈な獣臭。
うぐっ。ちと臭い。臭すぎる。
鼻が慣れるまで我慢だけれど、ここは何なんだ?

入り口付近にいたのは、大きなリクガメだ。

こいつもほとんど動かずじっとしている。

「あちらにフクロウさんとかもいますよ~。ぜひ見ていってくださいね」
スタッフの方が声をかけてくれたので周りを見てみると。

あ、ホント。フクロウだ。

枝に止まったちっちゃなフクロウがこちらを見ている。
これで大人らしいのだけど、小さくて可愛い。
去年知床で見たシマフクロウは羽を広げると2mくらいあったので、それからするととても小さい部類のフクロウなのだろう。

このエリアは水生生物ではなく、他の動物や鳥類がいるエリアらしい。
カメやフクロウ以外にもまだいるらしいので、先に進んでみよう。

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