鎌倉時代の出雲大社の模型が展示されているブースを後にし、次のブースへ。
ここスゴイ!
入った瞬間にテンションがあがる。
ここのブースは青銅器が所狭しと展示されている。
昨日訪れた荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡で出土された、銅鐸や青銅製の剣の数々だ。
壮観!
荒神谷遺跡では358本もの剣が出土され、その全てがここに展示されている。
こんな光景見たことない。
こっちは加茂岩倉遺跡から出土した銅鐸。
昨日行った加茂岩倉遺跡にはレプリカが置いてあったけれど、こっちは全部本物だ。
やはり本物を目の前にすると、存在感が違うのが分かる……ような気がする。
銅鐸表面に描かれている模様もはっきり見える。
こんな細かい模様が描かれているのは初めて知ったな。
この銅鐸や青銅製の剣は、どれも国宝だ。
そんな貴重な品の数々を間近で見られるのは、本当に嬉しい。
銅鐸が展示してある場所から少し移動すると、これまた興奮!
三角縁神獣鏡だ。
こっちは昨日偶然訪れた、神原神社で発見されたもの。
「景初三年」の文字が書かれていて、卑弥呼が魏に遣いを送り、銅鏡100枚を賜ったとされる年号ということで卑弥呼の鏡とも言われている。
この銅鏡は重要文化財だ。
ホントこの展示室は宝の山だ。
日本の古代の歴史にとってすごい重要な博物館だね。
これは、何時間も見ていられてるぞ。
一回一通り見たけれど、もう一周する。
気付いたらけっこう時間が経ってるな。
名残惜しいけど、先に進もう。
先には馬の埴輪や太刀などが展示してある。
さっきの銅鐸・銅剣のインパクトが凄すぎて、なんかちょっと心あらずなのが自分でも分かる。
さらに進むと、今度は記紀や出雲国風土記の神話を描かれた明治時代の絵が。
これはけっこう有名なやつだ。
日本神話が紹介される時によく引用されている絵だね。
天岩戸隠れで天照大神が岩戸から出てくるシーンだ。
くっ、しかしライティングの角度が悪すぎる。
照明の光が天面のガラスに反射して、どうしても写り込んでしまうじゃないか。
青銅器の展示ブースを後にする。
続いてやってきたのは2階だ。
2階は回れる部分がほぼない。
カフェとロビーを上から見られるスペースがあるだけだ。
ロビーを上から見てみると、宇豆柱と心御柱の展示がいっぺんに見られる、というだけ。
しかし、上から見ると光の反射がガラスケースに写り込まなくていいかもしれない。
遠目だから被写体が小さくなってしまうけど、望遠レンズ使えばいい感じで写せるかも。
さて、博物館内は全て見終えた。
けっこう長い時間館内を見ていたので、取材のアポを取っていた6時も近づいている。
一旦展示室の外にでよう。
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