Travel Diary

モロッコ さよならシャウエン!青の街に後ろ髪を引かれる

すると、5人くらいが朝食中。
ボクも一緒にいただこう。

席に座ると、お姉さんがパンとコーヒー、目玉焼きを出してくれる。
昨日と同じかw
いただきまーす。

ふぅ、美味しかった♪
これがこのホテル最期の朝食かと思うと、ちょっと悲しい。

それじゃ、パッキングを済ませてこよう。
昨日の夜のうちにあらかた用意は終えていたので、ちょっとまとめるだけだ。

おし、完了。
みんな集まってるし、下に降りよう。

皆も準備ができたようだ。

さよなら、シャフシャウエン!
ホテルを後にし、イッサンがバスを持ってくる場所まで移動開始。

このデカいスーツケースを、石畳の上を転がすのがツライんだよね。
しかも、そうそうにキャスターが壊れたし。

ハマム広場とは逆方向に降りていく。
そうか、昨日マーケットの広場から上ってきた道を下るのか。

予想通り、かなり早く広い道路に出る。
旧市街と新市街を隔てる道路だ。

「バスが来るまで皆で写真撮ろう!」
ちょうどバックにキレイなモスクがあるので、モスクの扉を入れて集合写真を撮る。

あとはホテルスタッフの綺麗なお姉さんと撮っていく。

お、バスがやってきた。
だいぶ時間が掛かったね。

お姉さんありがとう!
またこの街に来たいと、本当に思った!

一昨日にこの街に来た時とは、違う座席の並びで皆座る。
ボクは後ろから2番目の列。
この辺りが落ち着くや。

大きな道路を走りだし、シャフシャウエンの街を下って行く。
昨日マーケットに向かった道を、行く感じだ。
そして、街自体はそれほど大きくないので、あっという間にシャフシャウエンを出てしまう。

「みなさーん、ちょっと停まって写真撮りましょう」
おぉ、イッサンありがとう!

後ろの方を見ると、シャフシャウエンの街全体が良く見える。
良好な撮影ポイントだ。

まあ、サンセットのポイントには及ばないから、皆あまり撮影の方は熱心ではない。
それよりも、これからの移動の大変さに意識がいっているようだ。

バスに再び乗り込む。
今日の目的地は古都フェズだが、道中寄る場所がある。

モロッコ内で唯一の古代ローマ時代の遺跡の世界遺産、ヴォルビリス遺跡だ。
ヴォルビリス遺跡は、特に気合入れて取材する場所なので、今から少し緊張している。

車に乗りながらモロッコの大地を眺めていると、色々なことが分かる。
モロッコの土地は地中海に近い北側でも、かなり乾燥しているということだ。
湿った空気が流れてくるので、比較的湿度はあるかと思ったけど、そうではないみたい。

また、一つ一つの地形がダイナミックで、建物が少ないために、開けた土地が遠くまで見渡せる。

悪くいうと殺風景だが、このような風景がいつまで続くんだろうか。
けれどこれが自然そのままの姿。日本の整いすぎた景色の方が、少しおかしいのかな。

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