聖ドミニコ教会を出て進むと、益々人が多くなってきた。
お土産通りは、土日の竹下通り並みの人手だ。
行く人来る人の波がすごく、中々前に進めない。
暑苦しいし、これはキツイ。
ようやくの思いで、「セントポール天主堂跡」に到着。
目の前に広がる階段は、人で溢れていて記念撮影も大変そうだ。
それらの人を避けながら、天主堂跡の前へ。
門が空いているので、裏側へ回る。
あれ?
上れなくなってる。。。
ファサードには、上るための階段が設けられているのだけど、チェーンが張ってあって侵入できないようになっている。
保全のために規制しているのだろうか。
上った場所からのマカオの街を眺めようと思ってたのに、残念だ。
さらに奥へ進む。
地下に降りる階段があるので、行ってみよう。
地下は納骨堂と展示室になっている。
寒々とした空間が広がり、訪れる人も少ない感じだ。
早々に地上に出て、次の世界遺産へ向かう。
天主堂跡のすぐ左わきにある「ナーチャ廟」と「旧城壁」へ。
ナーチャ廟は、毘沙門天の子供神童ナーチャを祀っている。
旧城壁は、、、うーむ、ただの壁だ。
マカオの世界遺産は30もあるけれど、多くの場所はただの広場だったり壁だったり。
なぜ世界遺産に登録されたのか、よく分からないものも多い気がする。
それほど古い訳でもないし、歴史的な価値があるのかも疑わしいし、どんな基準で登録されたのか。
カジノマネーで押し切られた感が、プンプンする。
というのは、失礼だろうか。
それじゃ、先に進もうか。
ここまでで、24個の世界遺産を巡ってきた。
この付近にはあと5つの世界遺産。もう一つは、かなり離れた所にあるんだよなぁ。
そこまで足を延ばすかどうか、迷うところだ。
とりあえずあと5つは頑張ろう。
セントポール天主堂跡の裏側に回り、ローカルっぽい道を行く。
世界遺産のすぐ裏だというのに、地元感がすごい。
ここは団地なのかな。
できたばかりの頃は、近代的な感じで売り出していたのだろうけど、今となっては古めかしい感じがする。
団地を過ぎて右折すると、目的の場所が見えてきた。
「聖アントニオ教会」。
この場所にはもともと、マカオで一番最初に建てられた教会があったそうだ。
消失してしまい、現在は約100年前に建てられたものらしいけど、古そうな印象はある。
中にはいってみると、若干暗い。
これまでの教会は明るかったけど、明かりも少ないし長居したくない感じだ。
特に見るべきものもなかったので、早々に退出する。
次に向かうのは、すぐ近くにある「カーサ庭園」「カモンエス広場」「プロテスタント墓地」だ。
ここはカモンエス広場かな。
地元のお年寄りや家族連れの憩いの場となっている。
観光客はほとんどいないようだ。
すごい平和な空気に溢れていて、いい気持になる。
奥へ進んで行くと、カーサ庭園っぽい場所が。
かなり新しめの整備された公園という感じだが、いい空気に溢れている。
この記事へのコメントはありません。