チップを置き、部屋を出る。
今日の最大の目的はカジノだ!
マカオに来たのだから、カジノはやらないとね。
ちなみに、今泊っているリスボアホテル内にも、カジノはある。
その他にも、グランドリスボアやウィンマカオ、MGMなどにもカジノはあるけれど、ちょっと移動してタイパ島にあるコタイ地区に行きたいんだよね。
コタイ地区のカジノは、ラスベガスを真似ただけあって、カジノを中心としたエンタメ全般が充実している。
ホテルはもちろん、ショッピングセンターやショーなど、その地区だけで何日でも過ごせるんじゃないかな。
コタイ地区は、ボクが泊まっているリスボアホテル前のバスターミナルから、路線バスで30分ほどかかるらしい。
けれど、バス代が掛からない、お得な方法がある。
それは、カジノホテルのシャトルバスを利用することだ。
一旦マカオフェリーターミナルで乗り換える必要はあるけど、本数も多いので使い勝手がいいらしい。
なので、ウィンのシャトルバスを使おうかな。
ホテル内を通って、ウィンマカオのバス停に到着。
昨日ショーを見た時に歩き回っておいて良かった。迷わず到着。
バス停はいくつかのレーンに分かれている。
スタッフの方に、フェリーターミナル行きのバス停はここ?と尋ねる。
「Yes.」
と返事が来たので、一番手前のレーンに並ぶ。
すると、さっきのスタッフが来て「タイパフェリーターミナル?」と聞いてくる。
いや、タイパじゃなくてマカオなんだけど。
どうやら、ウィンマカオにはマカオフェリーターミナル行きのバスはないみたいだ。
一生懸命MGMの方を指さされ、説明される。
了解。
MGMのバス停に行こう。
ながーいウィンマカオの脇を通り、通りを挟んで奥にあるMGMマカオへ。
マカオ到着の当日に利用した、バス停に向かう。
すでにいくつかのバスが停まっているので、スタッフの方にマカオフェリーターミナル行きのバスを教えてもらう。
これか。ありがとう。
バスに乗り込むと、数分で出発。
バス内には、ボクともう一人の男性客しかいないので、ほぼ貸し切り状態だ。
バスが出発し、海沿いの通りを走って行く。
ほんの10分弱で、フェリーターミナルに到着。
これはありがたい。
フェリーターミナルのバス停は、ホテルのシャトルが纏まっている造りになっている。
ボクが利用したMGMの他に、コタイ地区にあるパリジャンやヴェネチアン、スタジオシティ行きのバスがずらっと並んでいるのだ。
ヴェネチアンホテルのシャトルバスは、っと。
あった。すぐに見つかった。
各ホテルの看板が目立つようにあるので、分かりやすい。
バス自体はパリジャンの塗装だけど、スタッフのお姉さんに確認したら、ヴェネチアン行きとのことだ。
因みに、各ホテルともアテンドスタッフの方は、なぜかセクシーで美しい西洋人の方が多い。
皆スタイルがよくて、美人ばかりだ。
バスに乗り込むと、すでに席はかなり埋まっている。
窓側の席が空いていたので座るも、すぐに他のお客さんが座った。
満席になったのか、バスが出発する。
マカオ半島とタイパ島をつなぐ橋を渡り、空港を通り過ぎてホテルのある地区へ。
この辺は道路も広い上に、一つ一つの敷地も大きい。
マカオ自体世田谷区の半分程度の大きさにも関わらず、ずいぶんと気前のよい土地の使い方だな。
それほど、このカジノを中心とした、統合型リゾート(IR)の事業に注力しているということだろう。
大通りを左に曲がると、すぐにヴェネチアンの大きな看板が見える。
バスロータリーに侵入すると、乗り場には多くの人、人、人!
まだ午前中だというのに、多くの人が活動している。
バスを降り、ホテルの入口と思われる場所から建物の中へ。
お!
すごいいい香り。マンダリンかな。
エントランスにフレグランスを香らせるのは、高級ホテルなどで体験したことはある。
マカオのカジノホテルではみんなこんな感じなのか?
エントランスからさらに奥に行くと、広いスペースに高い吹き抜け。
スペースにはお土産屋さんがブースを出している。
ここでも「鉅記餅家」か!
ホントやり手のお土産屋さんだ。
感心するよ。
さらに奥に進むと、上の階に上るエスカレーター。
そして正面には、セキュリティがある。
案内板を見ると、この先はカジノエリアの様だ。
ちょっとカジノの様子を見てみよう。
セキュリティでバッグの中をチェックされるかと思ったけど、特に何もなし。
中に入ると、テーブルゲームの台とそれに群がる大人たちの群れ。
※カジノ内は撮影禁止なので、画像なしです。
どのテーブルも熱気が溢れている。
みな興奮と冷静の間を行き来しているような雰囲気だ。
真ん中の通路を抜けて、エリアの反対側からカジノの外に出る。
ふぅ、人々の欲望が発する気に、こっちもやられそうになっちゃうな。
ショッピングエリアに行こう。
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