コンサートホールをあとにして、次にやってきた場所。
どうやらランチみたいだ。
昨日はかなり遅めのランチだったけれど、今日はちょうどいい感じの時間だ。
音楽をテーマにしたレストランみたい。
店内は少しレトロな感じで、楽器があったり色々な写真が飾ってある。
お店の一番奥の大きなテーブルに通される。
真四角なのだけど、このテーブルに10人全員が座れそうだ。
少しキツイけど皆でテーブルを囲む。
メニューがあるので、各自好きなものを選ぶ。
ボクはどうしよう。
さっきクロワッサンを食べたので、そんなにはお腹がすいていない。
そして、相変わらずどんなメニューなのか、写真がないから分からないんだよねぇ。
具材にベーコンと豆と書いてある、このご飯にしよう。
店内は全体的に薄暗く、暖色系の灯りで雰囲気がいい。
と、ケルンで合流したガイドさんが、お店に設けられているステージで何やら準備を始め出した。
お?
まさか歌ってくれるのかな?
初日のジャズクラブのがっかり事件があったので、歌はできれば控えて欲しいのだけど。。。
準備が整い、バックミュージックをかけると、しっとりとした声で歌い始める。
あ、いい感じ。
初日のジャズとは大違い。
バラード系のしっとりとした歌を、女性としてはほんの少し低音ボイスで艶やかに歌い上げている。
リラックスできていい感じ。
ガイドさんは2曲を披露してくれて、皆の拍手で締めだ。
店内のボクらと異なるグループの方達も、拍手を送っている。
うん、いいライブだった。
そして、ちょうどのタイミングで皆が頼んだご飯がやってくる。
、、、ボクが頼んだのだけど、ちょっとイメージと違ってたー。
スープに浸かっているとは思わなかったよ。
「それ美味しいわよ」
オーストリアのおばちゃまが、ボクのご飯を見て教えてくれる。
どうやらお隣のオーストリアでも一般的なお料理らしい。
「見た目はヒドいけどね」
うっぷ。
やっぱりこっちの人でも見た目がいまいちだって思うんだw
でも、美味しいんだよね。
いただきます♪
最初に豆とスープを一緒にすくって食べてみる。
お!
美味しいじゃん。
ひよこ豆のスープだ。
野菜の出汁が感じられて、豆の甘さが味をまとめ上げている。
そしてベーコンも美味しい。
やっぱり豆のスープにくぐらせて、一緒に食べるといい感じだ。
ふぅ、ごちそうさま。
量が少なかったので、すぐ食べてしまった。
皆もあまり注文していなかったのか、すぐに食べ終わる。
するとコーディネーターさんが、20分くらいの自由時間をくれた。
このレストランでゆっくりしてもいいし、お店の外を見てもいいみたい。
ボクはもちろん外へ。
ちょっと天気がよくないけれど、広場の付近を散策してみよう。
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