Travel Diary

モロッコ 世界一複雑と言われる迷路のようなフェズのスーク(市場)

真っ暗な路地を列をなして行く。

すると、みーさんに人が近づく。どうやら客引きらしい。
みーさんは無視しているのだが、全然諦めようとしない。

これは、ちょっと危険かもしれないな。
みーさんと客引きの間に入り、手をかざす。
No!

強めに言うと、一旦は相手が引いた。
と、思ったのもつかの間。

また、しつこく客引きをし始めた。
しばらく様子を見ていたけど、200mくらいしてようやく諦めたらしい。

と、「F〇ck!」
ほお!耳元で他の誰にも聞こえないくらいの声で、捨て台詞を吐いていきおった。

何かF〇ck言われたー。
「えぇ、ほんと~??ひどいね」

まあ、英語ネイティブではないから、F〇ckって言われてもほとんど何も思わないんだけどね。
あぁ、そうですか、って感じ。

向こうは売り込みが空振りで、それだけイライラしていたのだろう。
まぁ、いい気味だ。

そして進んだ先にに辿り着いたのは、カラウィーンモスク。
昼間に高台から見えた、世界最古の大学が併設するモスクだね。

ムスリムしか中に入れないので、ボクらは外から眺めるだけ。
モスクの中はとても広く、数千人は収容できそうだ。
そして、今も数人の人が、床に膝を着けてお祈りを捧げている。

中は厳かな雰囲気だ。
あまり声を立てない様にしないとね。

つづいて、夜の暗い路地をさらに進んで行く。
カラウィーンモスクの美しい外壁を見たり、

両側に食べ物の屋台が並んでいる、賑わった場所を通ったり。

ヤマニーさんと少し話をすると、毎日ツアーガイドをしているようだ。
明日もHISのお客さんが来るらしく、このフェズの街を案内するのだそう。

そりゃこれだけ日本語堪能で、フェズを知り尽くしていれば、引く手あまただよね。

「電池を売っている雑貨屋さんがあるので、ちょっと見ていいですか?」
比嘉さんがヤマニーさんに声を掛ける。

そう、比嘉さんとボクは、事前に貸してもらっていたチェキに電池が入っていなかったのだ。
なので現地調達しようと思っていたのだけど、電池の型がRC2という特殊なもの。

単三電池ならシャウエンにもあったんだけど。

雑貨屋さんの店主に聞いてみるが、やはり目的の電池はないようだ。

と、みーが何かを差し出してくる。
「いいぽん、コレめっちゃ美味しいから食べてみ」
お、ありがとう。

受け取ったのは、揚げた何か。

いただきまーす。
おぉ、なにコレ!めっちゃ美味しい!

モロッコに来て、一番美味しいじゃん。
味を例えると、コロッケに近い感じ。というか完全にコロッケ。

中の具材に味付けがされているので、ソースがなくても食べられる。
どうやらコレ、1MDHらしい。めっちゃ安いね。
けど、みーはタダでもらったみたいだ。

お腹減っていたから、すごい染みわたる。

この辺りは比較的賑わっている。
周辺には飲食店やレストランが多い感じだ。

と、程なくして夕食のレストランに到着。
今日の夕ご飯はどんな感じだろ?
楽しみだ。

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