標高1600mを越えて、登山もいよいよ終盤。
山頂にむけて尾根を歩いている。
山頂までは滑落を防ぐためもあるのだろう、歩きやすいように板が敷いてある。
そして傾斜もだいぶ緩くなってきた。
ここで分かれ道。
左は山頂。右は石室があるらしい。
山頂に向かっているので左だ。あと500m。
お、9合目の立て札を発見。
あと400mくらいのところで9合目なんだ。
ちょっと区切りがおかしい気がするけど。。。
いよいよ景色が物凄くなってきた。
少し薄い霞がかかっているみたいだけど、遠くには日本海が見える。
しかし、こうして見るとけっこう雪が残っているね。
さて、先に進もう。
板の道をひたすら進んでいく。
さっきまでは少し枯れた草が多かったのだけど、ようやく緑。
これはダイセンキャラボクだ。
大山の豊かな植生を象徴する植物なんだって。
ふぅ、頂上まであと少し。
お、あれが頂上かな。上の方にある石碑の前で大学生らしきグループがワイワイやっている。
しばらく空きそうにないので、周りの景色を撮っておこう。
こっちは北方面。すごい爽やかな景色だ。
ここまで登ってきた苦労が一気に吹き飛ぶ。
こっちは西の方面。
奥が島根県だ。海沿いの平野と内陸には山が連なっているのが見える。
お、石碑付近が空いたみたい。行ってみよう。
1709m登頂!
登り始めて2時間弱。意外に早く登頂できたんじゃないかな。
ずっと階段を登っているイメージで、これはこれで辛かったけど眺めは抜群だ。
お手軽に登れる山として、ちょうどいいかもしれない。
さて、お腹も減ったしご飯を食べよう。
山頂には腰掛けられるスペースもけっこうある。山を昇ってくる風が気持ちいいなぁ。
その一角に座り、昨日買っておいたおにぎりを頬張る。
うまっ!
喉が乾いているのでちょっと食べづらいけど、お米と海苔の風味がめっちゃ感じられるわ。
咀嚼して一気に飲み込む。
ん?
なんかめっちゃ喉が痛い。
おにぎりを飲み込むたびに扁桃腺の手前あたり、喉の上の方がヒリヒリ痛くなる。
息が上がってずっと口呼吸してたから喉がやられたのか?
この症状はちょっと初めてかも。
キツくてもなるべく口を開けないで、鼻呼吸を心がけた方がいいな。
あっという間にお昼ご飯完食。
汗も引いてきたしパワーも充填した。下山を始めようか。
頂上は思ったよりも広くて、道は円環状になっている。
上りは頂上から見て右側から来たので、左の方から下山してみよう。
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