ノーマルの小籠包を一人2つ食べた。
正直、2つじゃ全然足りない。
続いて持ってこられたのは、7色の小籠包だ。
見た目にも色鮮やかで、食欲をそそる。
それぞれ中の具が異なり、ヘチマとエビや麻辣、カニみそなどバリエーション豊かだ。
ノーマルが美味しかったので、正直何でも美味しい気がする。
「皆、何食べたい?」
口々にトリュフ味やら何やらとリクエストする。
ボクは、、、じゃあカニを食べたいかな。
さっきと同じように、最初に上の皮をかじり、スープを飲む。
そして、本体をしょうが醤油と一緒にパクり。
うんまっ!
ノーマルと違ってカニの風味がすぐに香ってくる。
カニの旨味たっぷりだ。
くーっ、一口で食べ終わってしまうのがもったいない!
そういえば、さっきのノーマルもそうだけど、小籠包が丁度いい熱さなんだよね。
日本で食べるときは熱すぎてヤケドしてしまうけど、こっちのは熱すぎず冷たすぎず。
ちょうどいい温度で食べられる。
これってすごくない?!
蒸籠を運んできて、ちょうど口に入る時間にぴったりの温度になってるというのは、本当に神業だ。
いつも熱すぎるので、食べていて本当にイライラするのだけど、ストレスフリーで食べられるのはすごい嬉しい。
そして、先輩の奥さんと友達が辛い系の小籠包を食べたので、ボクは〇〇をいただく。
うん、これも美味しい!
なんてクオリティの高さなんだ。
小籠包を食べ終わると、続いて牛肉麺がサーブされる。
これも丼にたっぷりだ。
それぞれの小丼に麺と牛肉を分けてもらう。
牛肉は牛すじ部分と、脂肪分たっぷりのコラーゲンだ。
まずは、牛すじをいただく。
これも美味しい。牛の味が凝縮している。そしてお肉自体はホロホロしているにも関わらず、お肉の繊維が感じられてめちゃ美味い。
麺もいただこう。
いいねぇ、太さのおかげでほどよいコシがある。
スープの牛出汁感と相まって、纏まりのいい味だ。
ん?
身体が熱くなってきた。
スープにはどうやらラー油っぽい辛さも加わっているらしい。
「はぁ、美味しいねぇ」
ホント、台湾に来て最初にこんなレベルの高いものを食べてしまって、大丈夫なのだろうか。。。
最後にもう一回ノーマルの小籠包を5個追加。
一人1つずつ食べて大満足の終わり方だ。
ふぅ、ごちそうさま。
めっちゃアタリのお店だった。
「すいませーん、写真撮ってもらっていいですか?」
食べ終わったところで、先輩の奥さんが円卓で相席していたもう一組の日本人4人に声を掛けられる。
「いいですよー」
女子4人の台湾旅らしい。
先輩の奥さんが写真を撮り、カメラを返す。
「ありがとうございます。撮りましょうか?」
「あ。じゃあお願いします」
と、ボクらも撮ってもらうことに。
適当にお茶のカップを持ち上げてポーズを取る。
うっし、それじゃあ次の目的地に行きますか。
お会計は一人2000円弱くらいかな。
ノーマル小籠包は10個入りで220台湾ドル、つまり900円弱くらい。
めっちゃ安いよね。
ただ、牛肉麺が2500円くらいしたので、一人当たりの金額を押し上げている。
あぁ、美味しかったなぁ。
『點水樓』は台湾の小籠包の美味しいお店で、No.1になったこともある名店なのだそうだ。
そりゃ、あれだけ美味しければね。
今度台湾に来た時も、ぜひ訪れたいお店だ。
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