せっかくマレーシアに来たので、マレー料理を食べたい。
フードコート内を一通り周り、どんなお店があるのか見てみる。
ラーメン屋、韓国料理屋、ピザ屋、カフェ系、マレー料理。
マレーシアは多民族国家のためか、様々な料理が提供されている。
そして、マレーシアはイスラム教徒が約6割を占めている。
そのため豚肉を食べられなかったり、色々食事に制約が多いこともあり、バリエーションも豊富なんだね。
どのお店にしよか。
実は食べたいものは、もう決まっている。
マレー料理の「ナシ・レマ」だ。
マレー系の料理って、ナシ・レマ、ナシ・ゴレンとか、ナシ・〇〇っていう料理が多い。
ナシはお米、という意味なんだって。つまり、ご飯を使った料理なのだ。
行列ができている、あのお店にしよう。
列ができているということは、地元の人にも認められていて美味しいに違いない。
ナシ・レマをください。
「肉は骨つき?骨なし?」
と聞いているのだろう。マレー語か何かで言っていてよく聞き取れなかったけど、ジェスチャーで何となく理解する。
骨なしの方を指差して、こっちをください、と言う。
すると、骨なしチキンの乗った、ナシ・レマが。
うん、美味しそう。けど辛そう(汗)
空いている席について、一通りの具材を見てみる。
真ん中にタイ米のご飯。
そしておかずは、骨なしチキンに豆、あとはフライされた小魚。これは日本では食べられないよね。
あとは生のキュウリと、辛そうなソースが添えられている。
では、いただきまーす♪
ソースと小魚のフライ、そしてご飯を一緒に口に運ぶ。
ん、小魚の香ばしい香り!
そして、きたーーー!
辛い!
やっぱマレー系の料理は辛い。
暑い国特有だ。シンガポールもタイもベトナムも、暑い国って腐らせないためか、辛い料理の多いこと。
辛いものが苦手なボクには厳しい。。。
でも、まだ旨さが感じられる辛さでよかった。
チキンもジューシーで、とても美味しい。
これ辛いソースじゃなくて、醤油ベースのソースだったらめっちゃ口に合うと思うなぁ。
添えられている生のキュウリで、辛さを和らげながら食べ進む。
ん、やっぱり美味しいや♪
あっという間に、全て食べきってしまった。
ご飯のお供のおかずが、絶妙だね。
フゥ、それじゃそろそろ時間だし、ツインタワー展望の集合口に向かおう。
集合の場所は、先ほど訪れたツインタワーエリア。
そのエリアにある地下へ続くエスカレーターで降りていく。
と、チケットカウンターと、セキュリティチェックが。
チケットは事前に日本で購入していたので、セキュリティチェックに並ぶ。
チケットは15分刻みで販売されていて、各時間に20人という人数制限がある。
ボクはグリーンのストラップの入館証をもらい、中へ。
そして手荷物はクロークへ預けることになっているんだ。
カメラだけ取り出し、バッグをクロークに預ける。
前の時間帯の集団がエレベーターで登っていくのを見送りながら、注意事項のビデオを見させられる。
5分ほど待っていると、いよいよボクらの番だ。
エレベーターに皆ぎゅうぎゅうになって乗り込むと、ぐんぐん上がっていく。
中には気圧の変化で耳がおかしくなっている人もいるみたいだ。
ペトロナス・ツインタワーは452mの88階建てだ。
まずは170m、41,42階の位置にあるスカイブリッジへ到着。
ツインタワーを結ぶために、両タワー間に掛けられたガラス張りの橋だ。
だが、ツインタワーにはいわくが付いている。
タワー1は日本のハザマ建設が、タワー2は韓国のサムスン物産が建造を請け負ったらしい。
しかし、タワー2の方は工事の技術力のためか、少しタワー1側に傾いていると言うのだ。
そのためブリッジを通して、タワー1でタワー2を支えているらしい。
なので、タワー2にはあまりテナントが入っていないんだって。
そして夜にペトロナス・ツインタワーを見ると、タワー2の方が明らかにタワー内の明かりの数が少ないと言うのだ。
まあ、信じるか信じないかは、あなた次第。と言うやつだ。
にしても、スカイブリッジに立つとあまりの高さに肝が冷える。
ここが空中に浮いている回廊だと想像すると、胃がキュッと上がる感じがするよ。
ただ、眺望は抜群。
すぐ下のKLCC公園やら遠くの山々まで、とても見晴らしがいい。
ん?
KLではこのツインタワーが一番高く、ついで隣のKLタワーが2番目。
そして今、ツインタワーの南の方角に、新しくかなり高いビルが建設されているのが見える。
パッと見た感じ、今のツインタワーとそれほど高さが変わらないように見える。
完成したら、だいぶ高いタワーになるんじゃないかな。また一つKLの名所ができるわけだ。
このスカイブリッジでは、15分ほどの自由時間がもらえる。
皆思い思いに外を眺めたりしているが、10分を過ぎる頃には飽きてしまう人も多いようだ。
まだ時間になっていないのに、さっさとエレベーターの方に戻っている。
気づくと、ボクと数名の観光客と、次の時間のお客さんが入ってきていた。
どうやら時間だ。
エレベーターに戻ると、さらに上の階に上がる。
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