映画を観終わり、PCで今回の旅の振り返り。
バリ島は旅をする人によって、印象が少しずつ異なってくるデスティネーション、というのが感想だ。
島の南部中心に滞在した人は、ビーチリゾート。
島の遺跡を巡った人は、バリヒンドゥー色の濃い神秘の島。
ウブド中心の人は、おしゃれなアクセサリーやインテリア、エコの最先端をバリ島に見るかもしれない。
そのどれもがバリの特色なのだけど、割合が違ってくる感じかな。
ボクが一番印象に残ったのは、キンタマーニ高原からのバトゥール湖、バトゥール山だ。
抜けるような青空に、深い緑の山と群青の湖がとても映えていて、見ていたテラスからその景色に飛び込みたいと感じた。
こんな美しい大地の形は、そうそう多くないと思う。
やはり火山が作り出す景色は、どの国で見ても心打たれるものがあるな。
バトゥール湖のほとりには、遊覧船に乗れたり温泉に入ることもできる場所もあるようで、次訪れた際にはぜひとも体験したいものだ。
そして、次に印象深かったのは、バリ島に着いて一番初めに訪れた、タナロット寺院だ。
ちょうど干潮ですぐ近くまで接近できて、ラッキーだったなぁ。
特にガイドさんが教えてくれた、絶好の撮影ポイントから撮れた寺院のシルエットは最高。
本当にいい画が撮れたよ。
あとはバリヒンドゥーの信仰の中心で、アグン山の中腹に建てられたブサキ寺院。
ここの高台から見る景色も絶景だったなぁ。
寺院に林立する塔と、バリ島東部の密林感がバリの雰囲気を感じさせてくれる。
ちなみにこのアグン山、ボクが到着した2時間前に小規模な噴火をしたらしい。
そして、5日くらい前には、噴煙が数kmくらい昇るほどの噴火をしている、けっこう危険な火山だ。
なので火山灰のようなものが薄っすら道路を覆っていて、マスクが必要だったな。
して、そそ極地的な噴火を起こす可能性のある火山TOP10の一つでもあるらしい。
本格的な噴火が起こる前に行けて良かったというべきか。
あと観光地の他には、ご飯が美味しくてビックリしたな。
特にホテルのご飯は最高に美味しかった。
本当に美味しくて感動だったなぁ。
ホテルの雰囲気も良かったし、最高の眺めの中で朝食がいただけて、最高の朝だった。
思い出したら、また食べたくなってきた。
あんなレストランが家の近くにあったらいいのになぁ。
バリでのほんの2,3日間のことを思い出しつつ、PCに日記をつけていく。
やはり記憶が新鮮な状態の時に書くのがいいね。
振り返りと同時に、詳細まで思い出せるので二次体験ができる。
しかし、今回は車をチャーターしたこともあり、かなり充実した島内めぐりができた。
やはりガイドさんをつけて回ると、知識に厚みがでてくるな。
記事を書く身としては、この知識がかなり重要になってくる。
読者の知的興味を引くには、普通に海外に行きました、じゃダメだ。
その地にどういう人が暮らし、どんな歴史が背景にあるのか。
どんな思いで過ごしているかなど、幅広く伝える必要があると思う。
最近はSNSでライトな情報の方が好まれるかもしれないが、それってけっこう薄っぺらだと個人的には思う。
人を惹きつけるにはよいが、本当の魅力を知ってもらうことはできないんじゃないかな。
奥深い魅力を伝えるために、ボクの様な物書きがいるのだと思えば、一層やる気も出るというものだ。
っと、機内食の時間だ。
今回は早朝のフライトということもあり、朝食がサーブされる。
今回選んだのは、そばのチキン。
鶏丼、そば、バンバンジーサラダのまあまあ豪華な食事だ。
いただきます♪
まずはそばからいただこう。
そばつゆでワサビを溶かし、一気にすする。
うっ、乾燥でそばがのどに引っかかる!
そばつゆが掛かっていない部分が、喉奥に引っ付くわ。
でも味はまあまあ美味しい。
つゆとワサビ、海苔と薬味の味しかしないけど、けっこうイケる。
チキン丼もお肉が柔らかくて、味付けも優しい感じだ。
ご馳走様。
美味しかったぁ。
約7時間の空の旅を終え、羽田空港が近づいてくる。
今回も有意義な旅だった。
次はどこに行こうかなっと。
それじゃ、また世界のどこかで。
【旅程】
5日目
04:30 朝食
07:20 シンガポール 出発
15:15 羽田空港 到着
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