卯原内サンゴ草群生地をあとにし、ホテルへと向かう。
ナビを見ると、網走からだとまだ100kmくらい離れているみたいだ。
途中サロマ湖のほとりを通過する。
サロマ湖は北海道内では一番大きく、日本国内でも琵琶湖、霞ケ浦に続いて3番目の大きさだ。
一見オホーツク海とつながっているように見えるけれど、実際は砂州によって海とは切り離されている。
サロマ湖を過ぎてから、車の進路は内陸の方へ。
田舎道をひたすら進む。
車通りもあまりないけど、人がほとんど歩いていない。
そして丸瀬布という地区に入り、ホテルに到着だ。
久々に長時間運転して、少し疲れたかな。
後半は運転にも慣れてきたので、変な力を入れずに運転で来たかな。
今日泊まるホテルは、「マウレ山荘」だ。
山荘というだけあって、本当に山の中にポツンとある感じ。
けれど、雰囲気はとてもいい。
そして山の中なので、空気は冷たく澄んでいるね。
ホテルのロビーでチェックインをする。
山荘は可愛い感じの内装。
おとぎ話に出てきそうな感じだ。
ふぅ、ウェルカムドリンクのコーヒーが美味しい。
では今日一日、よろしくお願いしまーす。
部屋は3階になり、ロフト付きの1室だ。
4名用の部屋だけれど、けっこう大きい。
1階と2階、それぞれ2名ずつなのだけど、ベッドは2階にのみ。
1階は畳で布団になる。
そして、ロフト部分から下の階に向かって覗くと、部屋が一望できる。
あと重要なのは一階の部屋風呂!
うわっぷ!
お風呂の扉を開けると、ものスゴイ熱気があふれてくる。
どうやらずっとお湯は流しっぱなしらしい。
部屋風呂にしてはけっこう広いお風呂だ。
さて、ご飯までにはまだ時間があるので、大浴場に行こう。
弟と一緒に大浴場へ向かう。
おー、良い感じの大浴場。
アメニティもちょいお高いものだし、綺麗で広い。
身体をサラッと洗い、露天風呂へ。
おぉ、デカい。長さ15mくらいありそう。
他にお客さんはいなく、ボクと弟の貸し切り状態だ。
ここのお湯はアルカリ性が強いのかな。
お湯に浸かると肌がヌルヌルする、いわゆる美肌の湯、というやつだ。
ふぅ。
このまま長い時間浸かっていたいけれど、夕ご飯の時間も迫っている。
そろそろか出ようか。
身体が熱い。
ちょっと涼んでいこうかな。
9月の半ばと言えど、北海道の朝夕はかなり冷える。
こういった暖炉は雰囲気もいいしありがたいね。
ロビーとは別にこういう休憩スペースがあるのは、ちょっと珍しいかも。
コーヒーなんかも置いてあり、家のリビングみたいに落ち着ける空間だ。
うし、部屋に戻るか。
まだ身体が熱いまま部屋に。
準備を終えて、今日の夕食に向かおう。
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