鼎泰豐本店は、縦に長い間取りになっている。
入り口から中に入ると、通路が真ん中を通っていて、左側はカウンター席。一方、右側は厨房。
何人もの料理人が、小籠包をはじめ様々な料理を作っている様子を見ることができる。
こんな裏の様子を見られるなんて、けっこう珍しい。
階段を上り、3階へ。
縦長のフロアに、円卓から四角いテーブルまで、いくつもの席がある。
けれど、どの席もいっぱいだ。
朝早くから並んだ人たちが、それぞれ鼎泰豐の味を楽しんでいる。
うん、いい感じの雰囲気だ。
テーブルに着くと、お皿や蓮華などすでにセットが整っている。
テンション上がってくる~♪
フロアを見回してみると、このフロアは比較的日本人が多いみたいだ。
まあ、日本人をまとめた方が、日本語を話せるスタッフも効率的に配置出来ていいよね。
しばらく話しをしていると、さっそく注文した前菜が運ばれてくる。
青菜とキクラゲやこんにゃくの酢の和え物的な感じ。
メインが来るまで先にいただいていよう。
皆思い思いに小皿に取り分けていく。
それじゃ、いただきまーす。
おー、美味しい。
どれもシンプルな料理でシンプルな味付けなのだけど、バランスがよくて日本人の口にも合うな。
「お、来たーーー」
そしてすぐに真打ちの登場だ。
ノーマルの小籠包。
お店の味となる、重要な一品だよね。
まずは皮の上部を噛み切り、中のスープをすする。
はぁ、美味しい。旨味抜群だ。
昨日食べた點水樓に勝るとも劣らない。
そして、しょうが酢醤油を乗せて、残りを一気に頬張る。
うー、もう最高。
口の中から感動が全身に広がっていく。
やっぱり美味しいわ。
そして温度が適温。
點水樓と同様、鼎泰豐の小籠包も熱すぎずちょうどよい温度だ。
ストレスなく食べられるのは、見逃しがちだけど大切だよね。
「美味し~。これ一番かも」
どうやら皆も感動しているみたいだ。鼎泰豐が一番美味しい感じになっている。
と、続いて牛肉麺や餃子、炒飯もやってくる。
小籠包がこの上なく美味しいので、他のが美味しくないわけないよね。
牛肉麺も餃子も炒飯もバッチリ美味しい。
まあ、想像を超える美味しさかと言われるとそうでもないけど、普通に美味しいレベルだ。
「最後にもう一回小籠包いっとく?」
もちろん、10個セットで。
最後の小籠包。
名残惜しいけど、じっくり味わって食べる。
丁度いい温度なので、一口でパクっといっても問題なし。
具と皮とスープが三味一体となって、味わい深い。
ふぅ、ごちそうさま。
これは本当に幸せだ。
それじゃあ、名残惜しいけど外に出ますか。
お会計は一人400台湾ドル、1500円くらいかな。
朝食にしてはお高いかもしれないけど、これほど美味しいので不満はない。
本当に満足な朝食だったよ。
お店を出ると、直射日光が熱い!
「まずは台湾式シャンプーのお店行ってみようか」
永康街を少し入り、台湾式シャンプーをしてくれるお店に向かう。
この記事へのコメントはありません。