鼎泰豐を出て、台湾式シャンプーをしてくれる小林髪廊に向かう。
何店舗かあるらしいのだけど、近くのお店は雑居ビルの2階にあるみたいだ。
「ごめんくださーい」
ドアを開けると、中から冷たい風が出てくる。
店内は、ビルの汚らしさとは違い、モダンな内装で綺麗だ。
「すいません、シャンプーをお願いしたいんですけど」
と先輩たちが予約をお願いする。
ちなみに、ボクはシャンプーはパスだ。
変な所で訳分らん洗髪をしたくないからだ。
どうやら朝の時間帯は予約がいっぱいのようだ。
なので、15時に予約したみたい。
その間に、観光を済ませてしまおうというスケジュールだ。
小林髪廊を出て、永康街を少し歩く。
昨日は夜だったので、この辺の街をあまり散策できなかったからね。
少し歩いていくと、スーパーが。
スーパー寄っていいですか?現地のスーパー好きなんですよねぇ。
「おー、行こう行こう」
何の変哲もないスーパーだけど、こういう所は地元の生活が一番垣間見えるところだ。
現地の物価や品物の品質。
生活レベルなどの分析に役立つので、海外に行った時には必ず立ち寄るようにしている。
ほぉ、安いな。
台湾はやはり物価が安い。
お水などは60円くらいかな。
その他、生活必需品の様な食料品は日本の半値くらいか。
輸入製品はそれなりに値段が上乗せされているけれど、生活しやすいだろうな。
フルーツなども含めて、品質もけっこういい。
東南アジアの国みたいに、疑いながら買う必要はないね。
あ、卓球の愛ちゃん。
旦那さんが台湾の人だけあって、こっちでも名前が知られてるんだなぁ。
商品パッケージに使われているや。
。。。特に何も買わずスーパーを出る。
次に向かったのは、永康街の中心にある公園だ。
今日は日曜日ということもあって、ファーマーズマーケットをしているっぽい。
公園の中にはテントがいくつも張られ、個人で出している出店が並んでいる。
へぇ、こういうのも面白い。
ハチミツ屋さんや八百屋、その他工芸品などを売っているお店もたくさんだね。
永康街を一通り歩いた。
ふぅ、気温がぐんぐん上がってるね。
「それじゃ、台北101に行きますか」
そう、今日の観光のメインは台北101だ。
先輩は高い建物全般に興味があるみたいだ。
ボクもタワー系は好きなので、ぜひ行ってみたい。
女子2人もいいようなので、またレッドラインに乗って101へ。
この東門からは、レッドラインで4駅。
すごい近いじゃん。
てか、地下鉄の乗車率がすごいことになっている。
電車内の通路まで人でいっぱいだ。
地下鉄で東へと進んで行き、台北101駅に到着。
電車から人が一斉に降りる。
やっぱり、みんな台北101駅で降りる人たちだったんだ。
ホームにはレッドラインから降りた乗客たちで、人が溢れている。
人の流れに乗り、台北101へ。
駅から外に一旦出ると、真上に太陽と台北101のタワーが聳えている。
「おー、すごいすごい。真下じゃん!」
高い建物好きの先輩が、興奮した様子で声を上げる。
ホント、いい景色。
中に入ってみよう。
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