Travel Diary

台湾 パスポートを無くして冷や汗たらたら

まだフライトまで1時間ちょい時間があるけれど、念のため早めに出国手続きを終えようか。
出発ロビーがある2階に上がり、保安検査場へ向かう。

そだ、パスポートを出さないと。
、、、アレ?
パスポートどこにしまったっけ?

いつも通り、カメラバッグの上部にしまったんだっけか。
ファスナーを開け、カメラバッグの上部を開ける。

、、、ない!
やべ、本当にどこにしまったか、全然思い出せない。
ホテルの金庫にいれっぱか?

心当たりが全然なくて、一気に血の気が引いていくのを感じる。

一人旅の時は、だいたいポケットに入れているか、カメラバッグの上部に入れている。
久々に誰かと一緒の旅なので、普段とは違う行動をすることが多かったのがまずかった。

ちと一回戻って、ソファのあるところで荷物全確認してもいいですか?
「うん、いいよ」
少し心配そうに、先輩が答える。

保安検査の入場レーンから引き返し、近くのソファでカメラバッグのチャックを全て開く。
カメラを収めてある部屋には、、、ない。着替えが詰まっているだけだ。

残りは上部のチャックなのだけど、ここにも無かったよな。
財布やらハンカチなど、全部取り出すもパスポートはない。

えぇ。。。どこだ。

ファッ!
ここか!

普段はノートPCを入れいている、カメラバッグの背中側の内ポケットをまさぐる。

はぁ、あったぁ。

よかった、初日の朝に、台北に着いた時にここに入れたんだった。
いつも寝るときなど、部屋の机の上に置いたりして毎日確認するのに、今回は確認していなかったからなぁ。
パスポートの存在を一日半すっかり忘れていたよ。

ありましたー。
「おぉ、よかった。マジでなくしたのかと思ったよ」
いやー、ボクも焦りました。パスポートの再発行とか、頭過ぎりましたもん。

パスポートとeチケットを持って、再び保安検査場へ。
中では、先に行っていた先輩の奥さんと友達が待っていてくれた。

すいませーん。お待たせしました。
「どうしたの?」
それは、、、あとで話すよ。

保安検査、出国審査と難なくパスし、出発ゲートへ向かう。

松山空港は、本当にこじんまりとしている。
空港内のショップも、ハイブランドのお店はほとんどなく、ローカルなお店が多いように見える。

まだ時間たっぷりあるね。
ちょっとこの辺ブラついてくるよ。

出発ゲート付近にあるショップを見て回る。

雑貨を扱っているお土産屋さんのようなショップが多く、入りやすい雰囲気だ。
こういう面白ショップは、見ていて飽きないね。
実際の商品を買おうとまでは思わないけど。

出発ロビーをうろうろしていると、突然アナウンスが入る。
曰く、ボクらの乗る予定の便が、20分ほど遅れるそうだ。

まあ、こんなこともあるか。
しばらく空港内をプラプラしながら時間をつぶそう。

マッサージチェアが何台か置いてあるスペースは、前方がガラス張り。
そこから、今準備をしている飛行機が何機も見える。

やっぱカッコいいなぁ。

と、そろそろ搭乗時間か。
2日間弾丸で疲れたし、帰りのフライトでは眠れるだろうか。

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