Travel Diary

日本 北海道 シマフクロウを間近で観察できるスポット

マフクロウが餌場から離れて10分ほど。
灯りの当たらない右の森の方を見ると、フクロウが川辺に浸かっているのがぼんやり見える。

餌場ではなくて、天然の川で魚を獲るんかな?
まあ天然の方でも狩りができないと、いざという時に食いっぱぐれるからね。

そして、また木の枝へ移動する姿が。

それにしても、今日はけっこう撮れ高あったんじゃないか。
フクロウはまたしばらく動きそうにないし、今日はもう宿に帰ろうかな。

今日はお疲れ様でした。何時までいる予定ですか?
「んー、今日は元々1時くらいまではいる予定だったよ」

い、1時。。。
さすが、つわものだ。

ボクはまた1時間半とか待っていられないよ。

三脚を片して、撤収を完了させる。
車に戻り、ライトで照らさないように30mくらい川沿いを走る。

離れた所でヘッドライトをONにし、宿へ。

しかし、シマフクロウのカッコよさは感動的だ。
暗闇の中で射抜く様な黄色の瞳が、浮かび上がっているのには震えた。

そして、魚を獲るときの動作も優雅だったなぁ。

翼を大きく広げて羽ばたかせながら、自分の身体を安定させる。
そして、口や足で動き回る魚を掴み、また羽を広げて周りの足場に着地、と一連の動作が滑らかなんだよね。

何回もあそこで狩りをして身につけたのだろう。
ほぼ100%の確率でちょろちょろ動く魚を獲るスキルは、本当にすごいよね。

興奮冷めやらぬまま、泊る宿に到着。

自分の部屋に入ると、弟が布団に寝ころびながらテレビを見ている。
風呂入ってくるから。

一言告げて、ホテルのお風呂へ。

部屋にもユニットバスが付いているのだけど、やっぱ大浴場だよね。
大浴場に入るために、早めにフクロウを切り上げてきたのだし。

11時までなので、入っていられる時間はあと30分弱。
脱衣場に着くと、一人だけ他のお客さんが入っているみたいだ。

中に入ると、めっちゃ広い洗い場。
。。。なんだけど、身体洗うシャワーが10個くらいしかない。
今は人が少ないから問題ないけど、混む時間帯は洗い場が足りないんじゃないか?

身体を流し、湯船へ。
露天風呂があるみたいだし、露天へ行くか。

ドアをくぐり、露天風呂へに入る。
露店は石造りで、これまたけっこう大きい。

お湯の温度も少し低めで、長い時間入っていられる感じでいいね。

岩に寄りかかり、景色を見てみる。
周りは囲われていて、外の景色が広がっている、という感じではないかな。

岩と人工的に植えられた木が見られる、普通の景色だ。

はー、今日の疲れがお湯に溶け出していくようだ。
気持ちがいい。

閉じた目をゆっくり開けてみると、視界を素早く何度も横切るものが見える。

うおっ!
コウモリだ!!

1匹のコウモリが水面スレスレを円を描くように、猛スピードで旋回している。

こちらに最接近する時は、2mもないくらいの距離まで近づいてきている。
猛スピードで。

避けられないスピードで、どんな菌を持っているか分からないコウモリが目の前を何回も通り過ぎる。
正直怖いぞ、この状況。

コウモリが寄ってこない様に、水面をバシャバシャさせてコウモリが避けるように仕向ける。
思惑通りにコウモリは避けてくれたみたいだ。

が、しばらくしてまたやってくる。
しょうがない、ボクがお風呂を出よう。

お風呂が閉まる時間でもあったので、部屋に戻る。

ふぅ、いい湯だった。
明日は7時に朝ごはん。その前に朝風呂するので、そこそこ早い時間に起きないとな。

少し疲れたし、寝ようか。

【旅程】
1日目

07:30 起床
10:00 羽田空港 到着
12:15 羽田空港 出発
13:55 根室中標津空港 到着
14:45 サーモン科学館 到着
16:30 道の駅 知床・らうす 到着
16:30 陶の灯り らうす第一ホテル 到着
18:00 シマフクロウ・オブザバトリー 到着
18:15 シマフクロウ観察
22:30 陶の灯り らうす第一ホテル 到着
24:30 就寝

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