飛行機を降りて、イミグレ、税関に向かって空港内を進んでいく。
ハノーファー空港はかなりこじんまりとしているなぁ。
コンパクトで空港としての機能に特化した感じ。
お土産やさんやレストランなどは、あまりないかもしれない。
税関を無事抜ける。
さてと。
空港から市内までは電車を利用する予定だ。
ただいまの時間は朝の9時半過ぎ。
時間にも余裕あるし、少し空港内を散策しようかな。
エスカレーターを上がり、出発ロビーの方へ向かう。
2階が出発ロビーとなっているのは、どの空港も同じような作りだね。
お、ファストフード店やカフェなど、いくつかの飲食店を発見。
出発前はここで休憩を取る人も多いだろう。
周りを見渡すも、この辺りにある数件しかお店がない。
特に見るものもなさそうだし、電車のコンコースを探そう。
ハノーファーまでは、Sバーンというドイツの国鉄を利用する。
空港駅はどこにあるのだろう?
案内板を見ながら歩いていくと、地下に降る長いエスカレーター。
この下なのかな?
初めての場所なので、よく分からんが行ってみよう。
ながーいエスカレーターを降ると、なんとコンコースへ。
線路が数本伸びており、電車が来るのを待っているようだ。
ふむ。
ガイドブックによると、ドイツの鉄道はコンコースに切符の券売機があるらしい。
辺りを探すと、、、あった!
人が2人ほど券売機の前にいる。
買い終えたのか、2人が去っていったので、ボクも切符を買ってみよう。
、、、分かんない。
日本だと1駅ごとに料金が変わるけれど、ドイツだとエリアごとの料金っぽい。
目的のハノーファー中央駅までが、どのエリア料金なのか分からないので、画面とにらめっこだ。
っと、後ろに人が来てしまった。
すぐに買えなくて迷惑だから、一旦譲ろう。
後ろの人にジェスチャーで順番を譲る。
譲るだけじゃ勿体無い。後ろから買うまでの様子を見ておこう。
なるほど。
見ている画面や駅名の入力の仕方など分かったぞ。
そして、券売機から出てきた切符を隣にある機械の元に持っていき、差込口に入れいている。
うっし。
前の人、ありがとう。何となく買い方が分かった!
駅名を入力して、片道を選択。
そして表示されている金額を確認。3.6ユーロか。
ドイツについたばかりで細かいお金持っていないんだよね。
ということで、カードで支払い。
切符と領収書が出てきたので、前の人に倣って切符を隣の機械に挿入だ。
これはどうやら打刻をする機械のようで、打刻は電車内での切符確認の際に必要なのだ。
OK。
電光掲示板を確認すると、電車は30分に1本のようだ。
あと10分ほど。
。。。
。。。。。。
お、電車が来た。
Sバーンの赤い車体。
日本の田舎の電車のように、自分でボタンを押して扉を開ける。
電車内は簡素だ。
いかにもドイツっぽい。
座席はかなり空いているので、適当に座る。
いよいよメディアツアーの始まりだ。
どんなメンバーが集まっているのかな。
ちょっとドキドキしてきたよ。
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