チェックインを済ませ、エレベーターを上がろうとすると、ポーターが小さいキャリーを持ってくれる。
これはやはり、あとでチップをあげるべきなのだろうか。。。
有無を言わさずスッと来たので、断るタイミングがなくなってしまった。
目的の10階を押すも、反応せず。
あれ?
すると、ポーターの方が部屋のキーをここにかざして、というジェスチャーをする。
なるほど!そのパターンね。
エレベーターは結構古そうなのに、システムは最新のセキュリティなのか。
10階に到着。
ボクの部屋は、エレベーターを降りて右へ。
そして突き当たりの部屋だ。
扉を開け、中に入る。
おぉ、いい感じ。
1泊8000円くらいだが、値段に見合った部屋だ。
中は綺麗で、1人なら十分な広さ。
大きめのテーブルもあり、パソコン作業も捗りそうだ。
ポーターの方が、部屋内の説明を簡単にしてくれて、サッと下がっていく。
ありがと。
あまりにも早いので、結局チップを渡すタイミングも失ってしまった。。。
さて、まず部屋の撮影だけしておこう。
ベッドはキングサイズで、どんな体勢でも寝られる。
続いてバスルーム。
うん、めっちゃ綺麗。
洗面台もバスタブも申し分ない。中々いいホテルじゃないか。
ウォシュレットは高望みすぎるというものか。
てかビジネスホテルでも付いてるって、日本くらいなもんだよね。
部屋もエアコンが効いてきて、だんだん涼しくなって来た。
身体も落ち着いてきたことだし、外出して街の雰囲気を見ておこう。
ホテルを出ると、ムワッとした生暖かい空気が襲ってくる。
さっきまで降っていた雨は止んでいるが、空気が完全に蒸してしまった。
まず目指すのは、マカティの中心街だ。
ホテルの位置は、中心から1kmちょい離れてる。なので、歩いて近づかないと。
ホテル前の道、マカティアベニューは、マカティを東西に走る幹線道路だ。
この辺は外れの方なので、道は傷み、歩道もゴミなどが少し落ちていたりして清潔さに欠ける部分がある。
中心の方へ向かえば、もう少しマシになるかな?
信号があるけれど、車が来ないタイミングで渡らないと、ずっと渡れないパターン。
タイミングを計って、ひたすら歩いていく。
メインの道路だけあって、道中にはマック、フィリピンで有名なファストフード店のジョリビー、バーガーキング、カフェなど、色々お店が並んでいる。
とりあえず、いざとなった時のご飯には困らなそうだ。
へぇ、メイン道路沿いだというのに、まだ開発できる場所があるのか。
このマカティ地区は、「アヤラ」という財閥が、4,50年前に一帯全てを開発したそうだ。
なので「アヤラランド」というデベロッパーは、フィリピンでもトップの企業になる。
一帯を全部所有しているのだから、相当な権力を持っているに違いない。しかも、その地区が今やフィリピン一の経済地区だ。
この財閥には、誰も逆らえないだろう。
地下に潜ったりしつつ、約20分ほど歩いてきた。
お、ここら辺はタクシーの窓から見た景色だ。
マカティアベニューとアヤラアベニューが交差する、地点。
Google mapsのオフラインマップをダウンロードしてきたので、位置は大体分かる。
とりあえず、レートの良い両替所のある、グリーンベルトというショッピングモールを目指すか。
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