Travel Diary

モロッコ モロッコの民族衣装ジュラバとガンドーラ

それにしても、ハエがめっちゃ多い。
ここにずっといるのは厳しいな。。。

一通り見終わったので、テント全体を見渡せる高台に上る。
観覧スペースから下を覗いていると、見知った顔を見つけた。

おーい!比嘉さーん!

比嘉さんも上にいるこちらに気づき、手を振ってこちらに歩いてくる。
ボクと同じくこのテントの中を回っていたようで、ホテルの方に戻るみたいだ。

それじゃ、いっしょに戻りましょう。
どうやら比嘉さんもボクと同じルートでここまで辿り着いたようだ。

そして、ある程度まで戻ったところで、ちょっとルートを変えることにする。
ショートカットできそうな、急な階段を見つけることができた。
この先は長い登り道なのだけど、登っていくのはツライなぁ、と思ってたんだよね。

急な階段を数十段上り、あとは坂道を行く。
途中で右に折れると、午前中に見た景色が広がる。

あれ?ここホテルの近くじゃないですか?
なんだ、めっちゃショートカットできた!

「いや~、ラッキーだったねぇ」

ホントですね!だいぶ体力を節約できました。
この後、比嘉さんはどうするんですか?

「サンセットまで、俺はホテルでちょっと休むよ」
了解です。ボクはまだ少し散策してきます。

カメラなどの重い荷物を部屋に置き、お財布だけ持って、またホテルを出発する。
まだこの街の上の方には行ってないので、お土産見つつ散策をしたい。

ハマム広場を通り過ぎ、左に折れて街の上部へ向かう。

少し進むと、ジュラバと呼ばれる民族衣装を扱っているお店が、いくつか現れる。

あ、伊佐さんだ。
お店の中で一人でお買い物しているっぽい。

伊佐さーん、何かお気に入りは見つかりましたか?

「うーん、この白のジュラバ可愛くない??」
うん、カワイイ。めっちゃ似合ってますよ。

「でも、こっちの青のやつもいいんだよねー」

なるほど、典型的なお買い物女子だ。
値段交渉をするも、300MDHまでしか下がらず断念したみたい。

「いいぽんは何か買わなくていいの?」

うーん、ボクはあまり物欲ないんですよね。けど、砂漠で着るジュラバは買いたいかも。

伊佐さんと、少し通りを進んで行くと、1つ目に留まるジュラバを発見。
ブルーの発色が美しく、シルクっぽい素材で着心地も良さそう。
さらに模様や刺しゅうがいい。生地にはモロッコの国旗にも描かれる★と、イスラムを表す三日月の模様。
襟や袖口には濃い黄色の刺しゅうが施されている。

しばらく眺めていると、こっちを見ていたお店の人が近づいてくる。
壁に掛かっているものを下ろしてくれて、近くで見せてくれる。

How much?

「500MDH」

『高っ!!』
ははは、思わず伊佐さんとハモってしまった(笑)

いや~、さすがに500は高すぎるよ。300でどう?
いくら刺しゅうとかハンドメイドだと言っても、それは高い。
え?フェズだと600MDHで売っているだって?

ごめーん、また今度。
と、お店を出ようとしたところで、引き留められる。
「350MDHでどうだ?」

お?350でいいの?本当??
「OK」

よし、じゃあ350で買うよ。
本当はもっと安いのだろうけど、まあ良いか。

「いいぽん、即決だねー」
うむ。ボクはけっこう好き嫌いがはっきりしているから、決めるのは早いのです。

「羨ましい。。。あ、私の買い物付き合せてゴメンねー。先行ってよいよ。
あ、あとでサンセット行く?」

もちろん、行くよ。では、またあとで。

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