Travel Diary

モロッコ さよならサハラ砂漠 人生で最も感動的な景色

昨日ディナーを食べたテントに行くと、まだみんな食べている。
なんだ、まだ食べてるじゃん。
じゃあ、ボクも少し頂こう。

生絞りオレンジジュースと、いくつかパンを皿に盛る。
いただきまーす。

うん、パン美味しい。
どこに調理場があるのか分からないけど、このテントホテル、けっこうご飯のクオリティがいいんだよな。

ごちそうさま♪
皆の用意の進み具合を見ると、歯を磨く時間もありそうだ。

歯を磨いて、キャリーを持ってテントを出る。
準備のできた仲間は、外で写真を撮ったりしている。

その内に、皆の準備も整ったようだ。
どうやらこのテントの近くに、昨日の4WDが来てくれるらしい。
その迎えが来るまで、待機だ。

「ねぇねぇ、皆で集合写真撮ろう!」
いいね、明るい時に、砂漠で集合写真撮りたかったんだ。

メンバーとテントのスタッフと一緒に、最高の一枚。

「あれ?きっちゃんは??」
え?そう言えばきっちゃんがいない。
「きっちゃん、昨日落としたサングラス探しに行ったって」

えー、残念。
皆でばっちり写りたかったのに。。。

そして、もう一つ衝撃の事実。
昨日焚火の周りではしゃぎ始めたスキンヘッドのおじさん。
実は、オーナーでも何でもなく、単なるドライバーだったらしい。

あのニセオーナーめ。

と、4WDが砂煙を上げてやってきた。
帰りはラクダには乗らず、4WDで砂漠を抜けるらしい。

適当に乗ったハズなのに、なぜか昨日と同じ同乗者、そしてドライバーも一緒という奇跡。

4WDが走り出す。
今日は砂漠の中ということもあり、出だしは慎重だ。
急に穴ぼこのように窪んでいる所があるので、そこに注意しながら運転しているみたい。

たしかに、穴にはまったり、傾斜に突っ込んで車が横転したらシャレにならない。
その辺を考えて、スリルと安全のちょうどいい具合の感じで、走ってくれているのが分かる。

車で進むとあっという間に砂漠が終わってしまう。
できたら帰りもラクダに乗って行きたかったけど、時間も押しているしムリなのだろう。

砂漠地帯が終わり、幹線道路を渡った駐車場に到着。
ボクらの4WDが一番乗りだったようで、他の皆はまだ到着していない。

先にトイレを済ませておきましょうか。
比嘉さんとともにトイレへ。

戻ると他の人たちも順々に到着している。
キャリーを運んでいた車も到着。

よかった。
ボクらのキャリーはちゃんと運ばれている。

あれ?こんなキャリーあったっけ?
中に見覚えのないキャリーが混ざっている。
皆自分のキャリーを受け取るが、3個ほど余ってしまった。

これ、他のグループの人のじゃない?
まあ、ここに置いていくしかないよね。
ちゃんと持ち主に帰ることを祈る。

さて、それじゃまたミニバスに乗って、出発だ!
今日の道程は、トドラ峡谷に寄ってから、アイト・ベン・ハッドゥだ。

友達の友達が、トドラ峡谷すごい!と言っていたそうなので、めっちゃ楽しみ♪

水没した道を再び通ったあと、バスはメルズーガを抜け西に進路をとる。
ここからまた長い道のりになりそうだ。

砂漠の景色はすぐに見えなくなり、岩場などが多い乾いた大地が、窓の外を流れていく。
バスの中を見ると、連日の疲れが溜まっているのか、皆寝落ちしているようだ。

ボクも昨日は2時間くらいしか寝ていないので、若干の眠気がある。
けど、寝られないのは、昨日と今朝の砂漠の興奮が続いているからだろう。

ホント、あんな経験はめったにできるものじゃない。
窓の外をボーっと眺めているのだけど、意識は完全に砂漠に残ったままだ。

砂の感触、何も音の聞こえない空の時間、そして砂丘を浮かび上がらせる満月とその明かり。
まだまだリアルに思い出せる。
。。。ちょっと寝ようかな。

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