ビアレストランの前でメディアツアーのメンバーと別れを告げ、夜のボンの街へ。
時刻は21時前ということもあり、昼間のような人通りの多さはないな。
土曜日ということもあって、これでも多い方なのかな。
ボンの街はほんのちょっとした場所も見逃せない。
道路には、ボンに所縁のあるだろう音楽家のタイルが所々に埋められている。
これはベートーベンのタイルだけれど、他にもマーラーのも発見した。
しかし、夜の街はいいね。
アメリカの治安の悪い街では夜歩きはできないけれど、ボンは治安がよさそうだ。
全然危険を感じない。
あてもなくフラフラと歩き始めてしまったけれど、どこに行こうか。
んー、夕方歩いた場所とは違う所に向かってみよう。
人通りの比較的多い場所をプラプラ歩く。
お、広場に出て来たぞ。
テラス席のあるビアレストランの灯りが、ちょっと気持ちをワクワクさせてくれる。
GoogleMapsで確認すると、ここはミュンスター広場という場所らしい。
広場の真ん中の方へ向かってみよう。
銅像を発見。
これはベートーベンの記念碑だ。
厳めしい顔で、何か物思いにふけっているような表情。
相変わらず笑顔のない人だなぁ。まあ銅像で笑顔ってないか。
下からライトアップされて、少し雰囲気がある。
ボンで生まれて20代前半まで過ごしたベートーベン。
世界的にも有名な音楽家がこの地で過ごしていたのを思うと、少し胸が熱くなる。
広場の奥の方へ行ってみよう。
広場の奥に見えてきたのは、ミュンスター教会(寺院)。
この広場の名前の由来にもなっていて、街のシンボルでもある。
11世紀~13世紀に建設されたようで、ロマネスク様式とゴシック様式が融合した造りらしい。
3つの尖塔が屹立し、その威容を示している。
昼間だとミュンスター教会の内部に入って観光することができるようなのだけど、今は当然時間外なので中には入れない。
ライトアップされていい雰囲気なので、この場所で写真をたくさん撮っておこう。
あんまり人もいないので、思う存分に撮影ができる。
夜景の撮影はシャッタースピードを遅くするので、写真がブレがちになってしまうんだよね。
失敗作が多くなるから、たくさん撮っておかないと。
納得のいくまで撮影を繰り返す。
こんなものか。
さて、夜の街散歩を再開しよう。
ミュンスター広場を抜け、街の南側へ向かう。
このミュンスター教会の反対側にはボンの中央駅がある。
そちらから広場の方へやって来る人の方が、駅へ向かう人よりも多いな。
駅の南側の方は何となく暗くて躊躇ってしまうな。
東側に進路を変更するか。
東側へと続くストリートを、路面店を眺めながら進む。
おしゃれなお店をけっこう見つけることができる。
そのどれもが、街の雰囲気とマッチしているんだよなぁ。
さらに東に進むと、昼間にも訪れた市庁舎前。
ライトアップされていてより一層美しさが際立っている。
白の壁面なので、夜の暗さとのコントラストがキレイだ。
てか、本当に市庁舎に見えないよね。
何と言うか、おもちゃの家のような外観だ。
さてと、さらに東側に歩いてみるか。
市庁舎から2,300mくらい進む。
大通りに出ると、城門のようなものを発見。
この先は長そうなので諦めるか。
もっと東側に向かう。
っと、どうやらライン川まで来てしまったようだ。
すると昼間も訪れたコンサートホールを見つける。
ここも夜は街灯がついており、夜の暗さに浮かび上がっている。
昼間とはちょっと違う雰囲気だけど、やはりコンクリの冷たさがあるねー。
1時間以上は歩いていたかな。そろそろホテルに帰ろうか。
空からはちょうどポツポツと雨が落ちてきた。
路面電車が良い感じ。
ふぅ、ただいま。
今日もかなり動いて良い感じで疲れている。
明日は朝も早いし、そろそろ寝ようかな。
おやすみぃzzz
【旅程】
5日目
06:30 起床
07:00 朝食
08:00 ホテル 出発
09:15 ケルン 到着
09:30 ケルン大聖堂 散策
10:15 ケルン 散策
12:00 昼食
13:30 ケルン 出発
14:30 ボン 到着
16:00 ベートーベンハウス 取材
18:00 ホテル チェックイン
18:10 ボン 散策
19:00 ディナー
20:45 ボン 散策
24:30 就寝
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