Travel Diary

カンボジア・シェムリアップ トランジットでホーチミンへ

おはよう。
今日からカンボジアのシェムリアップへの旅が始まる。

約1週間前というギリギリのタイミングで予約をしたので、ちょっと準備不足の感が否めない。
特に航空券が割安だったので、往路はホーチミンで20時間のトランジットという変則な感じだ。

今日のホーチミンへのフライトは18:55成田発。
例によってラウンジでのんびりして行きたいから、早めに家を出よう。

成田空港までは、東京駅から京成バスがお得だ。
事前予約なら900円で行けてしまう。

14:00発のチケットを事前に予約していたが、家での準備も早く終わっていたので早めにバス乗り場についてしまう。
13:40に着いたので、並びは2番目だ。

しかし、この京成バスもかなり人気。
特に日本に来ている外国人にも知れているのだろう。
ものの5分でかなりの行列ができてきた。

バスは定刻を数分過ぎて東京駅を発車。
1時間強で成田空港到着の予定だ。

にしてもバスは楽チンでいいね。
必ず座れるし揺れが心地よくて気持ちよく目的地に到着できる。

1時間10分ほどで、成田空港へ到着。
第2ターミナル北口→南口→第1ターミナル→第3ターミナルの順に停まっていくので、予め自分がどのターミナルに向かうか調べておく必要があるね。

さ、ラウンジに行こう。
成田空港のISSAというカードラウンジへ。

eチケットとエポスのゴールドカードを提示して入る。
。。。が、狭い!
第一印象は、狭すぎてこれはしっかり寛げない、という感じだ。

飲み物はコーヒー類とコーラやジンジャエール、オレンジジュースといったごく一般的なフリードリンク。
食べ物は柿ピー。。
カードラウンジってこんなに貧相だったか?

ANAなどの航空会社のラウンジに入れる様に、本気でカード修行をしようかな。
カードラウンジがいまいちな点は、場所が税関前にあるということもある。
そのため余裕を持ってラウンジを出る必要があるんだよね。

一方、航空会社のラウンジは税関を抜けた後にあるので、ギリギリまでラウンジでゆっくりできるわけだ。

ネットで動画などをみつつ、ゆっくりしながら時間を過ごす。
すると搭乗予定時間が変更になったメールが。
乗る予定の機材が遅延したためらしい。

45分の遅れだ。
ラウンジで時間を潰せるからよいが、ホーチミンへの到着時刻が23:55だったので、さらに遅い時間の到着が不安だなぁ。

空港からホテルまでも送迎がついていないから、自分でタクシーを見つけてぼったくられない様に気をつけなければならない。
一回訪れたことがあるとは言え、ホーチミンの地理が全く分からないからホテルまでの道案内も不安。

ネガティブな材料はできる限り排除したいのに、遅延は追い打ちをかける様なバッドニュースだ。
実はホーチミンでの過ごし方が、今回の旅程中で一番の難関。
うまく乗り切れるかどうか。

そんなこんなで、搭乗し無事離陸。
ホーチミンまで約6時間のフライトになるが、今回乗った機材は相当古い。
モニターは角度が悪いと画面の色が反転してよく見えないし、座席は少し力を加えるととても軋む。

離陸して1時間ほどしただろうか。
ドリンクと軽食(あられ)の提供が終わった後、すぐに夕食の配膳が始まった。

往路は和食か洋食の選択。
ボクはお肉のある和食で。

和食の方は鳥の唐揚げと茹で野菜の丼。
そのほかにサラダ、ベーコン&マカロニサラダ、ミルク寒天といった、変わったメニューだ。
なぜにサラダが被っているのか。。

そしてミルク寒天は意味がよく分からない。
せめてヨーグルトにして欲しかったな。

鳥の唐揚げご飯はまあまあ美味しかった。
唐揚げの衣のはべちゃべちゃで残念だけど、味はしっかりしていてgood。

さて、何の映画を観ようか。
モニターがチープすぎてあまり観る気にならないけど、6時間は長い。

お、ちょっと観たかった「グレイテスト・ショーマン」が。
ヒュー・ジャックマンが主演の映画だ。

幼少の頃、お屋敷の使用人だった身分からショーで成功、転落して本当の幸せを見つける、というベタなストーリーで、かつ流行りのミュージカル調を取り入れた作品だったな。
映画館で観ないでよかった。。。

しかし、隣のベトナム人っぽい乗客がかなりウザい。
真ん中の肘掛を占領している上に、手を動かす度にボクの腕に彼の肘が当たる。
ずっと気になってしょうがないな。

くっそー。
本当にビジネスクラス乗りたいな。
ビジネスならこんな不快な思いをしないだろうし、改めて決意を新たにしたわ。

っと。そろそろ着陸の時間だ。
窓の下にはベトナムの港町っぽい明かりが点々と見えてくる。

湾の形もはっきり見えて、かなり綺麗だ。

ほどなくして、ホーチミンのタンソンニャット国際空港に着陸。
結局23:50と、遅延前の予定時刻よりも早く着いたな。

到着後の税関を抜けて外貨両替所へ。
とりあえず、ホテルまでの交通費、15ドルをベトナムドンへ両替だ。

よし、OK。
空港の建物外へ行こう。
少し湿気のある暖かさが、肌を撫でていく。

タクシー乗り場の方へ歩いて行くと、タクシーの客引きがたくさんだ。
「どこまで行くのか?」
と2,3人声を掛けてくるが、どれも個人タクシーやUberの運転手で、はっきり言って信用がならない。

そんな人達の誘いを全部断り、事前に調べておいた「ヴェトサン」という会社のタクシーを目指す。
ネットを調べたら「ヴェトサン」と「」が信用できるらしい。

運転手さんに目的のホテルの住所を教えると、なんと分かるようだ!
若干本当に分かっているのか?と不安になりつつ任せるしかない、このもどかしさ。

さらにタクシーメーターを見てみると、少し進むごとに勢いよく上がっていくことにさらに不安になっていく。
メーターは最初は110000.xxxxを表示していた。
それが数十m進むごとにガンガン上がり、10分ほど走行して500000.を超えていった。
多分、自分が思っているよりもゼロ一桁多いハズ。

というかそうでないと、換金したお金よりも多いじゃないか。
ネットにも空港から市内中心部まで15万ドンほど、と載っていたのでそう信じるとしよう。

市内は深夜ということもあり、交通は比較的落ち着いている。
前回のイメージだと道路はバイクだらけで信号も少なく、徒歩で道路を渡るのがすごい困難だったことを強烈に記憶している。

夜は車の往来とバイクが少々。
相変わらず車線変更を急にしたりして、バイクと衝突しそうになる場面が何回もある。

メーターの上がり方と事故らないかのドキドキを感じつつ、久々のホーチミンの街の雰囲気に懐かしさもこみ上げてくる。
ドキドキに慣れてくると懐かしさの方が大きいくらいだ。

30分くらい経ったろうか。
ドライバーが小道に入っていき200mくらい車を走らせたところで、「here?」と聞いてくる。
指した先には泊まる予定の「Chez Mimosa Butique Hotel」が。
「Yes!Yes!」

すごい!
本当に着いた。

メーターを見ると、1490000.xxxと表示されている。
多分15万ドンだろう。
ちょうど15万ドンがなかったので、20万ドンの紙幣を出してみる。

「OK?」
と聞かれたが、何がOKなんだ??

よく分からなかったが日本人の癖なのだろう。
とっさに「OK」と返事してしまう。

するとお釣りは返ってこなかった。。。
なるほど、そういうことね。

まあ5万ドン=250円くらいだし、いいか。
「シンチャオ」
タクシーの中で思い出していた、ベトナム語の『ありがとう』とお礼を言い、タクシーを降りる。

するとホテルからはスタッフの女性がわざわざ外まで出迎えてくれた。

チェックインを済ませ、部屋に案内される。
ここのホテルは少し変わっていて、上にあがる階段からは靴を脱がないといけないらしい。

ボクの部屋は202室。
部屋の中には大きいベッドが一つと壁にはTV。
いたってシンプルだ。

洗面所は、、、うん、まあこんなものか。

今日はもう遅いし、とにかく早く寝たいや。
洗顔、歯磨きをして布団に潜る。お風呂は明日の朝にしよう。

じゃ、おやすみぃzzz

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