Travel Diary

カンボジア・シェムリアップ ウキウキのアンコール遺跡内でまさかのケガ

ん、人の流れが参道から逸れて左に向かっている。
どうやら朝日の鑑賞スポットらしい。

参道自体が高くなっており、鑑賞スポットの方へは降りていく必要がある。
前の人に続き階段を降りる。

っと、段差が一段一段高いな。
気をつけないと。

よし、最後の一段。
え!まじかっ!!

最後足を下ろすところに木がある。
今から足を下ろす位置は変えられない。

うおっ!
やっぱりバランスが崩れた。

左半身の方から、身体をおもいっきり地面に叩きつけてしまう。

っつーーー!
危ない。完全に無意識だったけどカメラは守れたみたいだ。

「Are you OK?」
ちょうど通りかかった人が声を掛けてくれる。
I’m OK.
と返すが、本当に大丈夫か?

まだ転んだ直後なので自分の身体の状態が分からない。
冷静に見てみよう。

っつぁ。
冷静になると急激に痛みを感じる。
見てみると、左腕の肘を擦りむいている。
さらには左手の甲の方が特にひどい。

5箇所くらいを擦りむいていて、その中の3箇所は血がかなり出ている。
ズキズキ痛むしこれはマズイかもしれない。

とりあえず撮影をするだけして、皆がいるところに早めに戻って手当てするか。

幸い目の前が一番の朝日の鑑賞スポットだ。
雨季であればたくさんの水をたたえる池があるらしいのだが、今は乾季のラスト。
ほぼ水がない状態だが、その前にはすでに多くの人が群れをなしている。

池の周りには3列くらい人が取り囲んでいるので、写真もちょっと撮りずらい。
なんとか何枚か写真撮れたけど、水面に反射するアンコールワットの尖塔はキレイに撮れたかな?

くっ。
やっぱり怪我した部分が痛い。
早く外のお堀部分に戻ろう。

周りを見てみると、だんだん外が明るんできた。
下も見やすくなってきたな。

人々はアンコールワットの内側に行こうとしている流れだが、ボクだけ流れに逆行する形だ。

お堀の橋を渡り、一緒のツアーの皆が席を取っている辺りを見てみると、すでに多くの人が。
皆の左右はもちろん、後ろにも多くの人がいるのでボクが入れる隙間がない。

しょうがいない。
ちょっと離れた所で見よう。

ちょうど2人分空いていたので座る。
と、すぐに白人が来て「そこは我々2人が取っていたんだ」とやってくる。

ああ、すいません。
うしろで写真撮ってたから、空いていたのかと思ったよ。

しょうがない。他のところに行くか。

っとちょうど1人分微妙に空いているところが。
ここにしよう。

ふう。一息。
傷の手当てをしよう。

傷の箇所に汚れがついてしまっているから、まずは拭き取らないと。
除菌のできるお手拭きシートなんかあればちょうどいいが、あいにく無い。

あ、そうだ。
汗拭きボディシートがあるじゃん。

除菌の効果はあるか分からないけど、湿っているので土などの汚れや血も拭ける。
心配なのはメントール効果で傷がさらに痛むことかな。

シートを一枚取り出し、一番状態のひどい手の甲の部分に押し当てる。

くぅぅぅぅ、、、
めちゃくちゃ染みる。
いってぇ。

でも、しっかり汚れは取れているので肘の方も拭いておこう。

よし、あらかたキレイになったかな。
けれど拭ったそばから血がじわじわ滲んできて、ラチがあかない。
とりあえず血が固まるまでこのままにしておこうか。

「Do you need some of tissue?」
左隣に座る東洋系の女性が、ボクの傷を見たのだろう。
ティッシュを勧めてきてくれた。

めっちゃ優しいな。
ありがとう。ご好意を受け取り、ティッシュをいただく。

助かるのはもちろんなんだけど、その優しさが本当に嬉しいな。

と、空もどんどん明るくなってきて、あとは太陽が昇ってくるのを待つだけだ。

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