Travel Diary

クアラルンプール ふわとろウナ玉に舌鼓 極上体験その3

隣の男性を見送ったのち、そして程なくしてオーダーしたウナたまが。
パスタ皿のような底の深いお皿に、焼いた鰻と湯葉。そして半熟の卵が全体に絡みついている。

ライティングで表面がキラキラして、本当に美味しそうだ。
では、こちらもいただきます。

うん、優しい味で上品。
ステーキでくどくなった口に、ちょうど良い味だ。

鰻のタレと焼いた香ばしさを、半熟の卵がうまく纏め上げている。
絶妙だね♪
鰻が数切れしかないので、これも食べ終わってしまうのが名残惜しい。

はあ、ごちそうさま。

「こちらのお皿もお下げしますね。あと、デザートをお持ちします」
はーい、よろしくお願いします。

程なくして、カップサイズのパフェが配膳されてくる。
トップにはメレンゲと砂糖菓子。中段は小ぶりのアイスクリームだ。
最下段にはゆずのシャーベット。下段にたどり着いたところで、甘くなったお口をリセットしてくれる。

にしても、砂糖菓子はかなり甘い。一気に食べない方がよかったな。
そしてアイスクリームはかなり固め。あずきバー並みの硬さがあるので、一口で頬張り、口の中で溶かした方が良いかも。

このパフェは何層にもなっていて、味の変化を楽しめる。
サイズも大きくないので、メイン2皿で良い感じになった胃袋にぴったりだ。

うし、ごちそうさまでした。
本当に美味しかったなぁ。ラウンジチケットを買って来て、本当によかった。

時刻はまだ20:20。搭乗時間までは3時間余りある。
ラウンジで再びまったり時間だな。

テレビをつける。一目ではテレビと分かりにくい、スタイリッシュな感じ。
映っちゃったGPおもしろっ。

っと、空港に来るまでに少し汗もかいたし、シャワー浴びよう。

受付に行き、シャワー室が空いているか確認する。
「今満室なので、こちらをお持ちになってお待ちください」

と、フードコートで渡される、ご飯ができたときに震える機械を渡される。

では、ちょっと待ってようか。
席に戻りまたテレビ鑑賞。

うわっ!!
急にブルブルが鳴った!

まだ2,3分しか経っていなかったから、意外に早くてビックリだ。

受付に行き、3番の札がついたシャワー室のキーを受け取る。
受付の左側がシャワー室。3つ目の部屋に入る。

おぉ。なんか高級ホテルのシャワー室みたいだ。
バスタブはないので、それほど広くはないが、トイレも完備で充分すぎる。

清掃も行き届いていて、文句なしに綺麗だ。
多分さっきまで人が使っていたのだと思うけど、ガラスの仕切りにも水滴一つついていない。
床のタイルも濡れた跡さえなく、完璧だ。

使い切り用のアメニティも一通り揃っている上に、持ち帰り用なんかな?
資生堂の「ル・モンドール」のシャンプー・コンディショナー・ボディソープが置いてある。

シャワーをパッと浴びて、ドライヤーも終える。
ふぅ、スッキリ。
この後は飛行機に乗って、ホテルにチェックインするまでは体を洗えないから、このシャワーは本当に助かるよ。

シャワーを出て席に着くと、スタッフの方がすぐに来てくれて、
「冷たいお飲み物はいかがですか?」と気を利かせてくれる。
ありがたい。

オレンジジュースお願いします。
ホント、こういう時にお酒が飲めないのは損しているなぁ。

あと、このラウンジ最後の狙いがあるんだよなぁ。
夜10時をまわり、罪悪感が半端ないけど。。。

すいません、牛丼いただけますか?
うはぁ、頼んでしまった。

。。。まだか。
注文してから20分くらい経っているのに、来ない。

すいません、先ほど牛丼を頼んだんですけど。。。
「確認しますので、少々お待ちください」

いったん、確認に行き、しばらくしてからスタッフの方が戻って来る。
「ちょうど今出来上がりましので、すぐにお持ちします」

本当か・・・?
まあ、いいや。

お、きたきた♪
牛丼チェーンの丼よりは少し小さめだけど、結構お腹いっぱいの状態なので助かった。

では、いただきます。
ご飯の上には、牛が多めに盛られている。
甘めのタレがしみていて、ご飯によく合う!

お肉の他には玉ねぎが少々、という感じかな。
具はシンプルなので、紅生姜くらいは付けて欲しかったかな。

ごちそうさま。
これで心置きなくフライトに臨める。
ANA Suite loungeを充分楽しめた。

利用できるのが、スターアライアンス便のファーストクラス搭乗者、ANAダイヤモンド、ラウンジ入場券を持っている者のみ、という厳しい条件。
ダイヤのステータスは当分取るつもりはないので、次いつこのラウンジに入れるかは未定だ。
もしかしたら、一生入れないかもしれない。

ただ、特典航空券でファーストクラスは乗ろうと思うから、次回利用はその時だろう。
しばしの間は、普通のANAラウンジを楽しむことにしよう。

それじゃ、出発ゲートへ。

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