Travel Diary

モロッコ 6日目にして一番美味しい豆スープ

バスが峡谷の道を下っていく。
5分ほど走ると、急に停車。どうやらお昼ご飯らしい。

ピンク色の外観の、可愛らしいお店だ。
中に入ると、奥行きが少しある。お店の右奥がボクらの席みたいだ。

席について、飲み物の注文。
そうしたら、ボクはまたhawaiiでも飲もうかな。

飲み物の注文が終わると、食べ物が次々に運ばれてくる。
出てくるのは、やっぱり定番のものだ。

そろそろ、本当に飽きてきたぞ。
この国にはパンとスープ、タジン鍋しかないのだろうか。。。

だとしたら、モロッコ人はあまり食には興味がないのかもしれない。
純粋なモロッコ料理は、パターンが少なそうだ。

うーん、皆の飲み物は来ているのに、ボクのだけ来ない。
hawaiiがまだ来ない旨を、店員さんに伝える。

うし、それじゃ食べましょうか。

まずはスープ飲もうかな。
お!美味しい!!

これまで頂いたものより、味の奥行きが全然いい。
これは牛か鶏の出汁が効いているっぽい。野菜だけじゃなくて、脂のうま味を含んでいる。

串に刺さった鶏肉や、タジン鍋もけっこうイケる。
お料理の内容は変わらないけど、クオリティが日に日に上がっていっているぞ。

そして、まだhawaiiが来ない。
もう一度、持ってくるように店員さんにしっかりとお願いする。

少しして、今度はちゃんと持ってきてくれた。
これで喉を潤せる。

皆の疲れもけっこうピーク。
段々と口数が少なくなってくる。

と、ボクらの席の前の席に、他のグループが。
何と日本人グループだ。

へぇ、こんな地球の反対側の国の、都市と都市との間の観光地で、よく会ったものだ。

すると、そのグループの中の女性が、こちらに近寄ってくる。
「もしかして、伊佐さんですか?」

え?マジ?
こんな所で伊佐さんを知っている人が現れるとは!
さすが伊佐さん。有名だ。

この女性、どうやらボクらと同じ工程を、2日短い8日間で周るらしい。
ほとんど移動で、観光の暇はないんじゃないか?
考えると恐ろしい工程だ。

ひとしきり食べ終わったあと、しばしの一服。
お腹を落ち着かせつつ、ちょっと店内をお散歩だ。

テラスがあるので、そちらへ出てみると、眼前には断崖絶壁が広がっていた。
これは中々のビューだね。そして気持ちいい。

「美味しかったですか~?」
うん、美味しかった!
「ほんまに~?」
ほんまにーw

いつものやりとりをしながら、バスへ。
ここから西に進み、アイト・ベン・ハッドゥを目指す。

地球の歩き方を見た感じだと、アイト・ベン・ハッドゥもけっこう楽しみなんだよな♪
要塞のような集落で、有名映画のロケ地にもなっている。
世界遺産にも登録されている、人気の観光地だ。

荒野の中をバスが再び走って行く。
Google Mapsを見た感じだと、目的地まではかなり遠い。
何時間もずっと移動だな。

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