セナド広場は休日ということもあり、とても賑わっている。
昨日の夜は、やっぱり人が少ない方だったんだね。
セナド広場を少し入り、すぐに左の道へ入って行く。
道の左側にひっそりあるのは「三街會館(関帝廟)」だ。
名前の通り関帝、三国志の関羽を祀っている。
マレーシアの中国人街にも、関帝廟ってあったよな。
中に入ると、お線香を供える場と、関羽の像が。
外観の寂れた感じとは違い、煌びやかな像だ。
そして、壁際には武器の模造品。
関羽と言えば青龍偃月刀だよね。
さて、次の世界遺産に行こう。
外に出ると、ベンチを拭いているおばさんがいた。
ボランティアなのか分からないけど、ご苦労様です。
次に行こうとした「仁慈堂」は現在修復中。
全てがシートで覆われ、元々の姿がまったく分からない。
セナド広場を抜け、小道を右に折れる。
少し進んだ先にあるのは「盧家屋敷」だ。
19世紀に建てられた中国商人のお家らしい。
中に入ると、中国の昔ながらお家という感じだが、細かい装飾が至る所に施されている。
梁などはそれだけで芸術品のようだ。
職人の細かい芸が見て取れて、とても満足。
いいものを見られた。
次に訪れたのは「大堂(カテドラル)」と「大堂広場」。
まずはカテドラルに入る。
これまで入った教会とは異なり、壁面にステンドグラスがあしらわれている。
この教会は、聖母マリアを祀っているようだ。
その他、さまざまな聖人の像があり、この教会の格の高さを窺わせる。
カテドラルを出て、目の前に広がる広場へ。
うん、普通の広場だ。元来た道を戻ろう。
小道に再び入ると、ちょっと気になるお店が。
カレー串を売っているお店が何店舗か並んでいるのだけど、1つだけ人だかりができている。
美味しいのかな?
それとも売り子さんが美人だからか。
でも、日本のテレビ番組でも紹介されたことがあるみたいだ。
次に向かったのは「聖ドミニコ教会」と「ドミニコ広場」。
マカオの教会で一番有名なのは、この教会かな。
最初に建てられたのは、なんと1587年らしい。
17世紀に改修されたみたいだけど、バロック様式のファサードはクリーム色の石造りでとても美しい。
中に入ると、こちらも荘厳な雰囲気。
正面前の方まで歩いて行き、近くでキリスト像を眺める。
すると、突然オルガンの音色が、教会内に響き渡り始める。
聖楽、というのだろうか。
聞いていると気持ちのよくなる音だ。
ふと、教会の前方横に位置する出入口を見る。
何かありそうだ。
出口から出ると、先に階段がある。
どうやら上に上ってもいいようだ。
2階に行くと大きな空間が広がっており、キリスト教に関連する品々が展示されている。
まるで博物館のようだ。
聖職者の服や旗など、様々だ。
そして、さらに上へ行くことができる。
3階、4階とどこも展示品が並べられているが、4階は鐘があるのが特徴だ。
教会の裏側を見られたようで、得をした気分♪
それでは、「セントポール天主堂跡」へ行こう。
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