Travel Diary

島根 宇豆柱の存在感に圧倒される県立出雲古代歴史博物館

朝にも訪れた出雲大社へ向かう。

4時という時間もあってか、人はまばらだ。てか、ほとんどいない。

朝撮り逃していた神馬と神牛。
なでるといいことがある、というご利益があるのかな。両方とも鼻の辺りが他の部分よりもツルッとしている。

こちらは朝気づかなかった、杵那築森という場所。
大国主命のお住まいを、たくさんの神様がお造りになったことが名前の由来だそうだ。

さて、それじゃ県立出雲古代歴史博物館に行こう。
取材の前に館内を一通り回って、事前に良さげなアングルとか下調べしておこ。

県立出雲古代歴史博物館は出雲大社のすぐ東隣にある。
歩いてもすぐだ。

設立されてからそんなに経っていないのかな。
けっこう新しい感じの建物だ。

芝生の中を歩いて、外観を一通り回ってみる。

うわっ!足元で何かが動いた!
よーく見てみると、芝生の中に同系色のカエルが。

ちょっと追いかけると歩道の方に出て行った。
カエルが動いてくれてよかった。危うく踏んでしまうところだった。

館内に入ってみよう。

中に入りチケット売り場へ。
そこで取材でやってきたことを告げる。

「あ、取材の方ですね。ちょっとお待ちください」
と言われ待っている間、スタッフの方が携帯を使って誰かに連絡をとる。

「お待たせしました。この先に進んでいただきまして、入り口のカウンターで取材証明カードをお受け取りください」
はい、ありがとうございます。

通路をまっすぐ進むと右側に入り口、左側にカウンターが。
カウンターで取材を示すカードを受け取り、展示室へ。

展示室に入るといきなり現れる宇豆柱と心御柱の遺構。
間近でみるとすごい大きい。直径は1.4mにもなり、それを3本束ねて1本の柱としているんだって。

それにしても残念なのが、保存のためとはいえガラスケースに光が反射してまともに撮れないことだ。
これは撮影してもあんまり使えないぞ。。。

ダメだ。
どれだけ角度を変えても近くに寄っても、絶対に反射したものが写ってしまう。

この展示の仕方はもったいないなぁ。

先に進もう。
展示室はその先でさらにいくつかのブースに分かれている。

まずは縄文時代・弥生時代の物が展示されているブースへ。

高さが242cmもある円筒埴輪。
表面に描かれている色鮮やかな絵にも注目だ。

こっちには土器なんかも展示してある。
やはり出雲の地には縄文、弥生の昔から文明が育って、多くの人が暮らしていたんだなぁ。

昔の人の暮らしや考えなどを、出土品から想像するのが楽しいね。
人としては脳の容量などほとんど変わらないはずなのに、思想や行動なんかは当時と今ではだいぶ違う。
この2千年くらいの間に、何がそんなにも変えたのだろうかと不思議だ。

さて、次のブースに行こうか。

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