おはよう。
昨日は早く寝ようと思っていたけれど、中々寝付けなかった。
おかげで、かなり眠い、というか身体が重い。
そんなことも言ってられないので、さっさと準備を済ませないと。
目を覚ますためにまずはシャワーを浴びる。
シャンプーしかないので、リンスは自宅から持ってきたものを使用する。
じゃないと、ただでさえ石灰質の水で髪がきしんでしまう。
ふぅ、さっぱり。
昨日の夜のうちにパッキングはほぼ終わっているが、忘れ物がないか最終確認をしよう。
まあ特に問題なし。
三脚などがあってキャリーの容量がけっこういっぱいだから、整理して荷物を効率よく収納しよう。
おっけー。
現地解散なので、本当は今日一人で空港に行こうと思ったのだけど、ACT4の方と途中まで一緒することになった。
ACTの方はこの後パリにも取材に行くので、ケルンから鉄道を使ってフランクフルトに行くらしい。
ボクはケルン・ボン空港から、飛行機に乗ってチューリッヒ経由で帰国する予定だ。
そして、朝の出発時間が近いこともあったので、タクシーで一緒に出発しようということになったのだ。
ロビー集合の時間は7時。
ホテルの朝食は7時からなのだけど、早めにやってたりしないかな?
ダメ元でロビーに降りて、朝食のレストランへ向かう。
お、まだちょっと準備しているけれど、パンやハム、卵料理など、だいたい整っているじゃん。
申し訳ないけれど、早めにいただこうか。
やばい。どれも美味しそうで迷ってしまう。
時間ないから早くしないといけないのに。
美味しそうなクロワッサンをはじめ、ハムチーズなどを取る。
あとはリンゴジュースっと。
機内食で朝食も出てくるだろうから、そんなに多めにとらなくてもいいね。
では、いただきます。
うむ、やっぱりクロワッサンは格別だ。美味しい。
フルーツも瑞々しくてイケてる。
ごちそうさま。
時間もないので、パパっと平らげた。
急いで部屋に戻り、荷物を取る。
レセプションでチェックアウトを済まそうとすると、インドから来た方がちょうどホテルを出るところだった。
ハグを交わし、またね、と最後の挨拶をする。
そんな中、ちょうどACT4の方もロビーにやってきて挨拶を交わした。
チェックアウトし、ホテル前に停まっているタクシーに2人乗り込む。
ケルン中央駅までお願いします。ケルン中央駅のあと、ケルン・ボン国際空港まで。
「ケルン・ボン空港に先に行った方が早いかもしれないけど、どうする?」
いや、ケルン中央駅が先でお願いします。
「空港が先の方がいいんじゃない?」
いやいや、ケルン中央駅で。
この運ちゃん、どうしても空港に先に行って駅を後にしたいらしい。
それもそうか。最後に駅に着けば、そのままケルン中央駅で客を拾えるかもしれないからね。
この時間の空港だと、お客さんいない確率の方が高そうだ。
申し訳ないけれど、先にケルン中央駅に向かってもらう。
アウトバーンに乗り、けっこうなスピードで飛ばしていく運ちゃん。
朝早くて道も空いているから、スイスイだ。
3,40分かかり、ケルン中央駅に到着。
8時前でようやく空が白み出してきた。
それじゃ、気を付けてこのあとの取材もしてきてくださいね。
「はい、そちらも気を付けて。また日本で会いましょう」
ACT4の方とお別れし、タクシーはケルン・ボン空港へ向かう。
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